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3月で締まる企業の決算が発表される季節。任天堂もいち早く発表している。
任天堂スイッチについてのまとめはこちら。
任天堂のWEBサイトに掲載されている。
出典:任天堂WEBサイト 以下同じ
売上高 17,589億円 +34.4%(前年同期比)
経常利益 6,789億円 +88.4%
どちらも第3四半期よりも前年同期比は下がっている。それでもほかの企業に比べて桁違いな利益だろう。
さて、スイッチ自身の売れ方の内訳だ。
ゲームについてもあつ森が2,000万本越えと驚異的な数字を出している。
4Qについてはマリオ3Sワールドが出ているが、6週間で400万本も売れているそうだ。これも驚異的だ。
デジタル、つまりオンラインでの販売比率を高めていきたい意図があると思う。コロナウィルスのおかげで通販が盛況だが小売店は業種によっては閉鎖に追い込まれている。通販会社を経由せず直接ユーザに販売できるデジタル販売はメーカにとってうまみのある商売だ。
Nintendo Switch Onlineの会費もあるがゲームの売り上げも無視できない。中でも差別化のためにダウンロード専用ゲームがあり、今後これを充実させていくことで、ユーザをデジタルにシフトできるだろう。
4Qの売上比率を見る限り、まだパッケージ併売ゲームのほうが比率が大きいが、2021年度、あるいは次くらいで逆転するのではないだろうか。
ブルーのスイッチライトの他、発表されているものが並ぶ。マリオゴルフは期待度が高いかもしれない。
資料の最後にはミリオンセラーになっているゲームの紹介がされている。もちろん自社ソフトだけだが。
あつ森は累計で3,263万本と圧倒的だ。ファミコンからすべてのゲームを含めて最多ではないのだろうか。あるいはドラクエのほうが多いのかな。
マリオカートライブは自宅の環境の問題があるのであまり伸びていないようだ。
コロナウィルスの蔓延している間は絶好調な任天堂。ワクチン接種で徐々に状況が変わっていくと人々が旅行にかけていたお金をゲームに使っていたが、それをまた旅行に使うようになるだろう。そうなったときに任天堂はどういう策で対応していくのか。ただ黙って株価の下げに甘んじていくのか。興味をもって見て行く。
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