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任天堂が2021年3月期決算を発表 大幅な売り上げアップ

 

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任天堂が2021年3月期決算を発表 大幅な売り上げアップ

3月で締まる企業の決算が発表される季節。任天堂もいち早く発表している。
任天堂スイッチについてのまとめはこちら。

任天堂の決算報告

任天堂のWEBサイトに掲載されている。

かいつまんで内容を紹介する。
任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

出典:任天堂WEBサイト 以下同じ
売上高  17,589億円 +34.4%(前年同期比)
経常利益 6,789億円 +88.4%

どちらも第3四半期よりも前年同期比は下がっている。それでもほかの企業に比べて桁違いな利益だろう。

売上総利益

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

下に増減の要因が書かれているが、注目すべきは自社ソフトの売上高比率だろう。自社製品が売れればその利益も増える。任天堂の強みはハードだけではなくそれを生かす自社ソフトであると数字からもわかる。
なお、昨年度より円高になった分だけ利益の足を引っ張っていると思われる。

経常利益、純利益

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

営業外収益、経常利益、当期純利益が上がっている。当期純利益はおよそ倍だ。
ここでは為替は円安になっている。先のものは期中平均でこちらは期末の為替であるとのことなので注意が必要。

連結業績の予想

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

子会社を含めた業績予想が出ている。2021年決算が終わったので2022年3月期の見込みを出している。固い見込みで、2021年3月期は想定外にもうかったから2022年3月期は下がるという見込みだ。そうだしていても好調な企業の場合は四半期決算で予想を変えてくる。よほどなにかが起きない限りは2021年3月期と同じで行くのではないかな。中国に売り始めたこともあるので。

スイッチの販売状況

さて、スイッチ自身の売れ方の内訳だ。

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

昨年度と比べてスイッチが550万台、スイッチライトは150万台売れたようだ。安価ではあってもいろいろ制約が多いスイッチライトよりはスイッチが好まれるのかな。

ゲームについてもあつ森が2,000万本越えと驚異的な数字を出している。
4Qについてはマリオ3Sワールドが出ているが、6週間で400万本も売れているそうだ。これも驚異的だ。

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

デジタル売上高

デジタル、つまりオンラインでの販売比率を高めていきたい意図があると思う。コロナウィルスのおかげで通販が盛況だが小売店は業種によっては閉鎖に追い込まれている。通販会社を経由せず直接ユーザに販売できるデジタル販売はメーカにとってうまみのある商売だ。

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

Nintendo Switch Onlineの会費もあるがゲームの売り上げも無視できない。中でも差別化のためにダウンロード専用ゲームがあり、今後これを充実させていくことで、ユーザをデジタルにシフトできるだろう。
4Qの売上比率を見る限り、まだパッケージ併売ゲームのほうが比率が大きいが、2021年度、あるいは次くらいで逆転するのではないだろうか。

発表済みの今後の製品

ブルーのスイッチライトの他、発表されているものが並ぶ。マリオゴルフは期待度が高いかもしれない。

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

最後にミリオンセラーゲームの紹介

資料の最後にはミリオンセラーになっているゲームの紹介がされている。もちろん自社ソフトだけだが。
あつ森は累計で3,263万本と圧倒的だ。ファミコンからすべてのゲームを含めて最多ではないのだろうか。あるいはドラクエのほうが多いのかな。
マリオカートライブは自宅の環境の問題があるのであまり伸びていないようだ。

任天堂2021年決算

任天堂2021年決算

コロナウィルスの蔓延している間は絶好調な任天堂。ワクチン接種で徐々に状況が変わっていくと人々が旅行にかけていたお金をゲームに使っていたが、それをまた旅行に使うようになるだろう。そうなったときに任天堂はどういう策で対応していくのか。ただ黙って株価の下げに甘んじていくのか。興味をもって見て行く。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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