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最近部屋の整理をして発掘されたものを紹介する。今回はWindows95。
ソフトウェアのまとめはこちら。
たぶんプレインストールのPCについていた一式と思う。
当時を知らない人は驚くと思うが、OSは640MBのCDROMで収まっていた。メインメモリは1GBもなかったからだ。せいぜい512MBではなかったかな。
32ビットCPUのアドレス空間は4GBまでなので、64ビットCPUが出るまではせいぜい2GBのメモリが最大であった。
64ビットCPUが出てきた背景は、メモリ空間を広くしたい、サーバ側の要請だったと記憶している。
それから驚くのは、IEとマウスのドライバが同梱ではないこと。
IEは確か当初はOSと統合していたはずだが、ヨーロッパから分離の判決を受けて分けたのではないかと思う。OSベンダがブラウザまで手掛けることで優位になるので、Netscapeなど当時あったWEBブラウザの生き残りのためにとられた。
マウスのほうは覚えてないが、まだインターネットがアナログモデムによる64kbps程度の時代だったので、常時接続もできないことから、WIndows Updateがなかったのかなと思う。
ライセンスコードの部分は最近のPCはシールになって、底面に貼られたりする。
それが1冊の本のようになっていた。今でいうところのEULAなのかな。中身を読んだ記憶はない。
もうすぐWindows95登場から30年か。Windows95を出したことでマイクロソフトはPCにおけるOSベンダの地位を確固とした。
今やマイクロソフトもOSだけではやっていけないのでオフィスであったりクラウドであったり手を出した。最近はChat GPTを開発するOpen AIに莫大な投資をして、検索エンジンのBingに統合している。
先を読んで事業ポートフォリオを組み替えてきた先見の明が今後も続くのかはわからない。少なくとも10年くらいは現状のままなのだろう。
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