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楽天モバイルがMNOサービスを正式に開始した2020年4月に購入したOPPO RenoAが購入から3年経った。恒例の周年レビュー。
有機EL画面搭載した高コスパの端末、OPPO Reno Aのまとめはこちら。
仕様は製品発表時の記事を参照。
前回も書いているが、これを買った理由は、楽天モバイルの回線アクティベートに、楽天モバイルで購入した端末が必要だったからだ。
当時は楽天専用のファームウェアを持つ端末でなければアクティべートできなかった。今は知らない。今もそうだったら、それはやめたほうが良いと思う。
他のMNO3社はそうしていない。最後発の楽天が続ける意味はない。
いくつかある候補からこの端末を選んだのは、仕様を見てこの端末は使えそうだと思えたからだ。
なんと言ってもSnapdragon 710をSoCとして搭載している。当時ミッドレンジ機ではSnapdragon 600シリーズ搭載が多かったが、その上位を搭載し、しかも安価ときたら買うしかないだろう。
今では決してミッドレンジを満たす性能とは言えないかもしれないが、3年経っても遅くて使えない、という印象はいまだない。
当時35,000円くらいのこの端末を購入して楽天カードで支払い、24回の分割にした。昨年支払いを終えている。
楽天モバイルの購入を楽天カードで行うと、分割払いの金利が不要になる。もしかしたら会員ランクも関係するかもしれないが、クレジットカードの金利はけっこう高いのでこれはありがたい。
では、3年使った使い心地を書いていく。後述するが、楽天モバイルのSIMをOPPO Reno Aから抜いたのでレビューは別々に書く。
2年前にRedmi Note 10 Proを購入して、長時間のドラクエウォーク専用スマホの地位を譲った。
最近は昨年入手したファーウェイのスマートウォッチ、GT3 SEと毎日リンクしてデータを吸い上げる程度。基本はWiFiでのみ通信している。
昨年と感じていることは同じだ。
先代のサブスマホであるmoto g7 plusや今のサブスマホのXiomi Redmi Note10 Proと比べると若干薄いこともあり、重く感じない。170gだ。
今のメインスマホであるXiaomi 11T ProとWiFiで速度を比較した。使用したアプリはRBB SPEED TEST。自宅内の同じアクセスポイントにつないでいる。
自宅のインタネットはフレッツ光のハイスピード(200Mbps)契約。1年ほど前からso-netの原因と思うが速度低下が著しい。休日の夜に測定している。
OPPO Reno AはWiFi5、Xiaomi 11T ProはWiFi6なので、規格による性能差が出たのかもしれない。
この1年はたまに使うのみで充電も数日に1回のペースだ。だから劣化する状況ではないので応答性に不満はない。
メモリは6GB搭載している。ちなみにストレージは楽天で販売するモデルは128GB。
有機EL搭載でこの値段は衝撃的だった。当時有機ELといえばiPhoneかXperia XZ3のようなハイエンドしかなかったので、このようなミッドレンジに搭載されたことに驚いたものだ。
今は多くの機種で有機EL搭載が増えた。安価なローエンドのラインでも出ており、その代償としてSOCなどを削る売り方も出てきている。
高性能なSoCが必要なのは、主にゲームだ。WEBをみるだけならミッドレンジから下のSoCでも問題はない。
画面の大きさは6.4インチで、ミッドレンジでは一般的だ。これだけ大きいとバッテリ消費も激しいはずだが、有機ELの採用で省電力に貢献している。
液晶はバックライトが必要なのでバッテリの減りが早い。黒を表示する時も無駄にバックライトが点灯している。一方で有機ELは画素自体が発光するので、黒は電気を使わずただ、黒い。おかげでバッテリの持ちが長い。
Xiaomi 11T Proとともに本ブログを表示した動画をアップしている。
輝度は低目、起動して毎回30分程度で切ってまた翌日使うような使い方をしている。
連続して使わないので実際どのくらい持つのか今は不明だが、表示を信じるとおよそ44時間くらい使えるようだ。
去年は20時間程度と書いていた。何が変わったのかな。
外に持ち歩かないので、OPPO Reno Aのカメラ撮影はほぼない。使うのは比較のために撮影する時ぐらいだ。
この価格帯でおサイフケータイ、つまりFelicaを搭載している。OPPOの本気度を感じた機能だった。今では同等の価格帯の機種には搭載されるようになってきた。
一方でQRコード決済が盛り上がってきているので、いつまでFelicaが必需品であるかは疑問が出てきている。JRもとうとうSuica以外での改札を始めるようだ。
QRコードもクレジットカードのタッチ決済もFelicaの競合になってきた。あと数年がいつになるか、だな。
楽天モバイルのSIMをXiaomi 11T Proに移した際に、OPPO Reno Aにはmineoのデータ専用SIMを戻した。
戻してはいるが、外に持ち運ばないので使っていない。
パッチはもうこなくなった。昨年の状態のままだ。
バッテリが持つ限り、なにも問題なし。
SoCが徐々に旧型となっていき、アプリの反応が重く感じてくると引退だ。でもまだOPPO Reno Aは現役で行ける。あと2年は大丈夫かな。
その1年前に購入したmoto g7 plusはもうすぐ4年だが、WEBの閲覧程度なのでまだまだ使えそうだ。ただバッテリだけが心配だ。
moto g7 plusがだめになったら寝る前にちょっと使うスマホはOPPO Reno AかXpria XZ3が担当することになりそうだ。
楽天モバイルは昨年のレビュー以降に、メインスマホのXiaomi 11T Proのサブ回線にしている。
昨年夏の1GB未満の無料プランがなくなったためその時点でやめようとも思ったのだが、セール時にポイントアップになるSPUが+3倍(注:ダイヤモンド会員は3倍、それ以外の会員は2倍)なるので、それに目がくらんで継続している。
従い、povoでトッピングをする機会は全くなく、月3GBまでなら楽天モバイル回線で足りている。コロナウィルス対策は終わったといえるが、勤務先は在宅勤務継続になったので、3GBを使い切ることは普段はない。出張など必要な場合は、povoで24時間データ無制限をトッピングすればいい。
現在のサービス名は、UN-LIMIT VIIだ。
上述のように今はXiaomi 11T Proに入れているので、先ほどのWiFiと比較する。測定は同じく、休日の夜に測定している。
楽天モバイル(4G) | WiFi6 | |
下り | 54.59 Mbps | 22.71 Mbps |
上り | 6.11 Mbps | 10.24 Mbps |
下りは楽天モバイル回線のほうが速い。逆に上りはWiFiのほうが速い。自宅は5Gは入らないようなので、4Gの電波だ。
ちなみに昨年OPPO Reno Aで測定したデータはこちら。同じスマホで測定してないので参考値。
基地局が整備されたのか、速度が速くなっている。
今後のことはわからないが、さらに速くなれば他のMNO3社と遜色ないサービスといえるだろう。povoは100Mbpsをだいたい超えてる。
これに追いつけるか否かが、楽天モバイルの今後の普及のポイントの一つだろう。エリアは大体カバーできているようだ。
SPUの制度が改悪されたら再度解約を検討するが、当面はこのまま続くのかな。
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