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ひさびさ通信性能を比較2022年1月 Xperia XZ3/ RenoA/ Redmi Note 10 Pro/ MediaPad m5

 

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ひさびさ通信性能を比較2022年1月 Xperia XZ3/ RenoA/ Redmi Note 10 Pro/ MediaPad m5
 

思い立って、いつも使っているスマホの通信性能をひさびさ測定した。
Xperia XZ3についてのまとめはこちら。

有機EL画面搭載した高コスパの端末、OPPO Reno Aのまとめはこちら。
サブスマホ シャオミRedmi Note 10 Proのまとめはこちら。
MediaPad M5についてのまとめはこちら。
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この記事のポイント

  • メインスマホとサブスマホの3台の通信性能を比較した
  • WiFiではチップの性能が見えており、新しい機種のほうが良いようだ
  • LTEはpovo2.0が圧勝。安くて速いので文句なし

 

測定の条件と注意事項

そろそろコロナウィルス感染がひどくなり、また引きこもり生活になりそうだ。
LTEの通信性能がどんなものだったか定期的に測定しないと最適なキャリアを選ぶことができない。
このため、現状に不満があるかを調べるため、パケットが余っていそうなときに性能測定をしている。

povo2.0になって定常的にはデータ通信のパケットを購入しなくなった。たまたま出かける用事があってトッピングした残パケットがあるのでこれを機会に他の通信キャリアも測定する。

ただ、すべてのスマホと通信キャリアの組合せをすることも時間がかかるので、いつも使っている組合せだけで測定する。

なお、測定した日は年明けの平日、在宅勤務の昼休みに実施している。昼休みなのでMVNOにはつらい時間帯だ。同時には測定せず、1つが終わったら次というようにしている。置く場所もほぼ同じ。

また、本当なら3回測定して平均を出すというやり方をすべきだが、誤差もあるだろうから参考値として使うのみで、1回ずつしか測定していない。自宅と基地局の距離など個人の状況に応じて結果は変わることは注意いただきたい。

測定対象

下記組合せで測定を行う。

スマホ機種 WiFi LTE回線1 LTE回線2
SONY
Xperia XZ3
povo 2.0 なし
OPPO
RenoA
楽天モバイル なし
Xiaomi
Redmi Note 10 Pro
mineo nuro mobile
HUAWEI
MediaPad m5
なし なし

各端末の仕様について簡単に書いておく。奇しくもすべてWiFi5対応だ。

SONY Xperia XZ3

現メインマホ。3年以上前の機種であり、povo2.0変更時のSIMロック解除からバッテリの持ちがとても悪くなった。
このため、メインスマホの変更を予定。
2018年発売
SoC:Snapdragon 845(ハイエンド)
RAM:4GB
OS:Android 10
WiFi5対応

OPPO RenoA

前サブスマホ。最近はたまに起動するのみ。出かけるときに楽天の1GBまで無料を享受している。
2019年発売
SoC:Snapdragon 710(ミッドハイ)
RAM:6GB
OS:Android 10相当
WiFi5対応

Xiaomi Redmi Note 10 Pro

現在のサブスマホにして最新機種。もっぱらドラクエウォーク専用。
2021年発売
SoC:Snapdragon 732G(ミッドハイ)
RAM:6GB
OS:Android 11相当
WiFi5対応

HUAWEI MediaPad m5

丁度そばにあったのでついでに測定した。SIMは抜いており、WiFiのみ測定。
2018年発売
SoC:Kirin960
RAM:4GB
OS:Android 8相当(9に更新していないまま)
WiFi5対応

WiFiでの比較

まずはWiFiで比較する。我が家のWiFiは昨夏にメッシュ対応のWiFi6に替えている。
ただしWANは10年近く変えていないフレッツ光だ。インターネット速度は100Mbpsを超えることはない。

機種 下り(Mbps) 上り(Mbps) スクリーンショット
SONY
Xperia XZ3
49.3 43.8
WiFi SONY Xperia XZ3

WiFi SONY Xperia XZ3

OPPO
RenoA
65.2 93.99
WiFi OPPO RenoA

WiFi OPPO RenoA

Xiaomi
Redmi Note 10 Pro
42.9 57.59
WiFi Xiaomi Redmi Note 10 Pro

WiFi Xiaomi Redmi Note 10 Pro

HUAWEI
MediaPad m5
88.79 81.27
WiFi HUAWEI MediaPad m5

WiFi HUAWEI MediaPad m5

意外にも、MediaPad m5が上り下りでいい性能を示した。上りだけをみるとRenoAもいいのだが、用途はほとんどが下りだ。
上りの性能だけ良くても意味がない。(配信などする場合を除く)
3年も前のMediaPadm5のほうが良いという意外な結果を受けて、次回の測定時でも比較してみよう。

LTE通信での比較

機種 下り(Mbps) 上り(Mbps) スクリーンショット
SONY
Xperia XZ3
(povo2.0回線)
124.1 24.7
povo SONY Xperia XZ3

povo SONY Xperia XZ3

OPPO
RenoA
(楽天回線)
15.6 0.87
rakuten OPPO RenoA

rakuten OPPO RenoA

Xiaomi
Redmi Note 10 Pro(mineo回線)
7.1 2.16
mineo Xiomi Redmi Note 10 Pro

mineo Xiomi Redmi Note 10 Pro

Xiaomi
Redmi Note 10 Pro(nuro回線)
2.94 1.85
nuro Xiomi Redmi Note 10 Pro

nuro Xiomi Redmi Note 10 Pro

povo2.0の圧勝だ。やはり安くてもMNOが提供するサービスだ。MVNOとは比較にならない。
一方で楽天はMNOではあるが、povo2.0に比べるとずいぶん劣る。楽天は人口カバー率95%の達成を急いでおり、既設基地局の問題対策は後回しにしているのかもしれない。おそらく自宅が基地局から遠いことが原因の一つだが、それが解決してもなお問題が残るのかは分からない。

MVNO2社はこんなものだろう。遅いと思っていたmineoが検討している。まあ、誤差のうちかもしれないが。

結論

WiFiについては同じ規格でも使っているチップにより性能が異なるように思える。後日再テストが必要そうだ。
LTEについては、安くて速いpovo2.0はやはり無敵だ。昼休み時間帯でも100Mbpsを超える速度であり、かつ安い。

データ通信量と費用を気にして2台3台に分ける時代は終わった。必要ならpovo2.0とスマホ1台でやっていける。
あえて2台3台持ちたい理由があればそうすればよい。Twitterでモバイルバッテリを持つならスマホを2台持てばよいという書き込みを見た。確かにそうだ。
丸1日外に出ている人は、通話用にメインスマホのバッテリをセーブしながら使い、サブスマホでデータ通信をすればよい。
サブが1台で足りなければ2台持てばいい。モバイルバッテリと大差ない重さだ。

2022年のスマホ事情は、一般ユーザにもぐんと2台持ち3台持ちを広めていくことになるのかもしれない。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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