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エントリクラススマホ OPPO A77の登場

 

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エントリクラススマホ OPPO A77の登場

OPPOから安価なエントリクラスの4Gスマホが登場。
機能も価格も魅力的で市場を牽引するOPPOのスマホのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

  • OPPOからReno7 Aの下のラインナップのA77が登場
  • 安価であるがSoC性能はかなり落ちるので激しいゲームには向かない
  • おサイフケータイ非対応なので購入時は注意

 

OPPO A77の概要

A77とはなにか。簡単にまとめると、主力のミッドレンジスマホであるReno7 Aよりも下のラインナップであり、ゲームにはあまり使わない、初めてスマホを使うユーザや法人向けを想定したLTEスマホといえる。

OPPO A77

OPPO A77 出典:OPPO
以下同じ

OPPO A77 特徴

OPPO A77 特徴

スペックの比較

まずはA77とReno7 A、それからライバル機種であろうシャオミ Redmi Note 10 JEを比較する。
注意として、3機種は使用するSoCがばらばらで単純比較できない。Reno7 Aがミッドハイ、Note 10 JEがローエンドとすると、A77はその中間のミッドロー~ローエンドであろう。
Media Tek Helio G35がSnapdragonではどのモデルに対応するか不明だが、ローエンドであろうという想定だ。

 

A77 Reno7 A Note 10 JE
SoC MediaTek Helio G35
オクタコア
Snapdragon695 5G
オクタコア
Snapdragon 480 5G
オクタコア
RAM/ROM 4GB/ 128GB 6GB/ 128GB 4GB/ 64GB
画面 6.5インチLCD
720 x 1,612
リフレッシュレート60Hz
タッチサンプリングレート 60Hz
6.4インチ 有機ELディスプレイ
2,400 x 1,080の解像度
リフレッシュレート 90Hz
タッチサンプリングレート 180Hz
ブリリアント:100% DCI-P3/
136% sRGB
ガラス DT Star2
6.5インチLCD
1,080×2,400
リフレッシュレート90Hz
読書モード
360° 周囲光センサー
リアカメラ 広角5,000万画素(f/1.8)
深度200万画素(f/2.4)
30fps フルHDビデオ
モード:写真、動画、
夜景、エキスパート、
パノラマ、ポートレート、
タイムラプス、
ステッカー
広角4,800万画素 (f/1.7)
超広角800万画素 (f/2.2) 120度
マクロ200万画素 (f/2.4)
30fps フルHDビデオ
モード:写真、夜景、
動画、ポートレート、
アウト/イン同時動画撮影、
スローモーション、
タイムラプス、エキスパート、
超高解像度、パノラマ、
テキストスキャナー、
マクロ、ステッカー、
Google Lens
メイン4,800万画素 ( f/1.79)
望遠接写200万画素 (f/2.4)
深度カメラ200万画素 (f/2.4)
モード:AIスーパーナイトモード、
AIカメラ、タイムドバースト 、
写真フィルター 、ポートレート、
ムービーフレーム 、プロモード、
パノラマ、 HDR、
Google レンズ
フロントカメラ 800万画素 (f/2.0) 1,600万画素 (f/2.4) 800万画素(f/2.0)
モバイル
通信
LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/
18/19/26/28/38/41/66
W-CDMA: B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900
5G(Sub6):n3/n28/n41/n77/n78
LTE:B1/2/3/4/5/8/12/17/18/19/
26/28/38/40/41/42
3G:B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900
5G NSA: n28/77/78
LTE: B1/3/4/5/7/12/13/17/18/
20/26/28/38/41/42
W-CDMA: B1/2/4/5/6/8/19
GSM: 850/900/1800/1900
通信 WiFi: WiFi5
Bluetooth: 5.3
WiFi:WiFi5
Bluetooth: 5.1
NFC、おサイフケータイ
WiFi: WiFi5
Bluetooth: 5.1
NFC、おサイフケータイ
バッテリ容量 5,000mAh
33W急速充電対応
4.500mAhを搭載
18W急速充電対応
4,800mAh
18W急速充電対応
SIM nano SIM+ nanoSIM DSDV対応(nanoSIM x 2 /eSIM)
nanoSIMは1枚がマイクロSDカードと
排他利用
SIM(nano?)
認証手段 側面指紋認証、顔認証 ディスプレイ指紋認証・顔認証 側面指紋認証、顔認証
インタフェース USB-C
イヤホンジャック
USB-C
イヤホンジャック
USB-C
イヤホンジャック
大きさ 163.7 x 75.0 x 8.0mm
187g
159.7 x 73.4 x 7.6mm
175g
163 x 76 x 9mm
200g
OS Android 12 (Color OS12) Android 12 (Color OS11) Android 11 (MIUI12.5)
その他 防滴、防塵 IP54 防滴、防塵 IP68 防滴、防塵 IPX8 IP6X
価格 24,800円 44,800円 auで販売

Reno7 Aとの比較

エントリクラスという事で、SoCが下位モデルでメモリ、ストレージも少ない。従い激しい動きのゲームには向きそうにない。

前のモデルではなかった急速充電に対応している。しかもReno7 Aよりも早く終わる33Wの充電だ。エントリクラスでこの機能はもったいないくらいだ。

それから、おサイフケータイにも対応していない。前の機種もそうだった。

そして今の時代に一番困るのが、認証機能が顔認証だった。今回は側面に指紋センサ設置されている。

シャオミRedmi Note 10 JEとの比較

SoCが異なるが、前機種は同様のモデルだった。A77との違いがあるのは、Redmi Note 10 Jeと比べて、

  • 5G非対応
  • ストレージが大きく128GB
  • カメラに望遠、マクロ用レンズがない。
  • 急速充電
  • おさいふケータイ、指紋認証がない
  • 防滴、防塵のレベル

子供向け、法人向け、2台目向けの機種

先にも書いたが、初めてのスマホ、法人用がメインだろう。もちろん2代目の機種にもいいだろう。

カメラ性能はいまいちだ。おさいふケータイはないので、QRコード決済しかできない。
となると使う対象ユーザとしては子供に初めて与えるスマホ、あるいはすでに高性能のスマホを持っているがゲームや配信に使うのでその間のネット閲覧に使いたいような2台目の用途が考えられる。

どのように使うかは個人個人の自由だから、安くなれば2台目用途に買うのもいいだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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