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ソースネクスト様に提供いただいて、AI通訳機、ポケトークSのレビューをした。今回はいろんなな言語で使ってみた。
依頼をいただいたレビュー記事はこちら。
まず設定画面を見ておこう。左上に見えているものをタップすると設定画面に切り替わる。
代表的なものを選んだ。
海外で困るのは円だったらいくらだろうと思うところ。日々為替は変わるが、ポケトークの為替計算機能は自動的に情報をとってくるようだ。
何の値なのかわからないので、手数料が付加されたレートで計算するのはちょっと面倒。
いろんな機能を習熟して、メダルをもらうということらしい。
これはいい。WEB会議で外人と話す場合にこれがあれば聞き漏らしても理解ができる。
ただベータ版なので正式リリースがあるか否かは不明。
アメリカ合衆国とオーストラリアでは同じ英語でも発音が違うという。
今回の実験では大差はなかったが、もっと明確に異なる単語(subwayとtubeのような)があればはっきりする。
こちらはアメリカ合衆国。
こちらはオーストラリア。
以前イスラエルのベンダとやり取りしたことがあった。基本的に彼らは英語が得意なのでヘブライ語を使っているかどうかのほうが怪しく感じるが、こうして変換されるということは一定数以上の使う人がいるのだろう。
まずは話し言葉の変換。変換先をヘブライ語に設定し、ボタンを押しながら話す。
結果はこうだ。もっとも聞いても正しいかどうかもわからないが。
ポケトークはOCR機能を持っているので、印刷物を読み込んで翻訳できる。そこら辺にあったケーブルの取扱説明書を読み込ませて、翻訳した。
まずはその大きさ比較。かなり小さい。
まずは表紙。これはどうなるかな。
「ユーザー指示」と翻訳された。間違いではないが、そのままの翻訳という印象だ。
次にマニュアルの本文。
まず取り込む。
撮影後チェックを押すと翻訳が始まる。このようになった。
翻訳の質としてはそんなに悪くないようだ。
速度はこちらを参照。
ずいぶん前に旅行した時のもの。デジカメで撮影したものをディスプレイに表示して、それをポケトークで翻訳した。
翻訳したものはこちら。意味が分かるレベルだ。
題材を探していて見つけた。エジプトの象形文字が書かれた石板の写真だ。
上と同じく、ディスプレイに表示してポケトークで撮影した。
さすがにこれは未登録なのか、翻訳できない。左上に「翻訳できません」と表示されている。
3回にわたって設定、使い心地を書いてきた。
海外で英語圏でもない場合に、これ1つあればかなり心強いと思えた。
観光地ならレストランでも日本語のメニューがあったりするが、出張で行く場合は日本人を見るのが初めてという場所もある。
70言語という数が多いのか少ないのかもわからないが、今までの類似製品の中では、持ち運べてネット接続ができ、音声も文字も変換できるという点でかなり完成度が高いという印象だ。
惜しいのはこれをもって海外出張に行く機会が全くないことだ。今年は行動制限のない夏休みだったので、これをもって海外に行った人も多かったのではないかと思う。
興味持った方は一度公式サイトを見てみて。
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