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ドコモがahamoを発表したのが2020年末。それから3か月で他3社の対応が出そろい、2021年3月から低価格20GBデータ量プランの競争が始まった。
MVNO各社も生き残りをかけて様々なプランを出してきた。今回はpovoを契約して使ってきた2年目を振り返る。
KDDIの画期的な基本料0円の携帯電話サービス、povoのまとめはこちら。
今はpovo 2.0になったが、2年になったのはpovo 1.0だった。povo 2.0は半年後に開始になった。
ここではpovo 2.0について書く。発表会当時の記事はこちら。
povoはほかのどの事業者のプランとも異なる。
トッピングなしなら、電話の着信による通話、データ通信も128kbpsで一応通信はできる。これが基本料金無料で提供されている。
もちろんこれではスマホとしての利用価値がないに等しい。データ通信量はトッピングにより、ユーザの好みに応じて選ぶことができる。
データ量のトッピングは繰り越しはできないものの、足りなくなったら買い足せばいい。例えば1か月のうち1週間だけ外出して1GBの通信をしたい、他は家のWiFiでいい場合は、3GB 990円を買うのではなく、1GB 390円を買えばよい。総じてデータ量が多いものは使える期間も長くGB単価もお得だ。povoで通信をする機会が少ない人にメリットがある。
基本的なトッピングの構成はこの2年で変わっていないし、価格も変わっていない。
一方でデータ量以外のトッピングもある。これは他社ならオプションと呼んでいるものだ。
通話定額は初期からあった。最近ではDAZNの使い放題パック(7日間925円)や、smash(24時間220円)があり、期間限定でお得なデータ量のトッピングも出てくる。
他の特徴は、ネット契約専用、サポートもネットのみ、メールアドレスなし、家族割なし。データ繰り越しもなくポイントもつかない。
昨年の記事に書いているので参照。状況は変わってない。
今でも、最も安く着信専用の電話を設置する方法といえるが、有料トッピングを半年利用しないと(つまり費用の支払いが発生しないと)解約になる場合があるので注意。
最近聞いたのはpovoを契約してMNP転出し、そこで安い端末を契約するということが横行した様だ。このため年間5回線を超える場合は事務手数料が必要になった。
それほど転売があったのだろう。
2022年夏のKDDIの大障害では、povoももちろん影響を受けた。後日データ量を提供してもらえたが、仕事で使う人にとっては話にならないくらいの安いものだった。
副回線サービスをau,UQ mobileでは開始したがpovoは対象外。必要な人は自力で別回線を契約すればよい。povoの契約ができる人なら可能だろう。
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