スポンサーリンク
2020年3月1日更新
10月といえば消費税が10%になるが、携帯電話関連の法律が変わり端末代と
通信料の分離が法律で実行される。いよいよこの時が来た。
そのタイミングで楽天が第4のキャリアになるとぶち上げてもう1、2年だろうか。
その時期が来たら、あれっと驚く結果になった。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
楽天のMNO事業つまり第4のキャリアになる事業は10月1日開始をする。
これは総務省に提出した計画書に書かれているのでどうしても守らなければならない。
計画変更は膨大な資料の提出しなおしになるからだ。
このため、楽天は10月1日に必ず事業を開始する。
これは決定事項だ。
しかし、その実態は「事業」とはいえるものなのか。かなり怪しい。
最長3月末までは5000人までの無料サポータプログラムというテスタを募集した
ベータテストのようなものを開始する。
ベータテスト、とは楽天は言わない。
あくまでも商用サービスだ。
無料サポータプログラムに参加するには、以下の条件をすべて満たす必要がある。
この条件で、通話、通信料が無料になる。
正式な商用サービスの開始は明確でない。
少し前からシステム構築が遅れている噂はあった。
5Gを先に取り込む、基地局や制御は汎用のサーバで提供、仮想化技術を駆使する、
というような話をいくつも聞いていた。
5Gのために先端エンジニアをかき集めているという話も聞いた。
しかしだ。
やっぱり新しく立ち上げるには相当な参入障壁があるということだ。
だからイーモバイル以降は新たな参入はなく、MVNOをつかってサービス提供をする事業者が多かったのだ。
そのくらい、基地局や通信の制御は難しいと思う。
このまま3月末に基地局を整備して始められるのか、あるいは再度延期が発表されるのか。
2月末くらいには公表されるだろう。
楽天のMNOの料金プランが発表されなかったため、競合する3社は楽天に対抗するつもりで
身構えていたはずだが、肩透かしを食らったようだ。
しばらくは現状維持か。
ほかのMVNO事業者も始めているが、楽天モバイルも料金プランの刷新をする。
新スーパーホーダイプランが発表された。
ほかのMVNO事業者同様に通話契約の1年未満の解約違約金がなくなった。
最低利用期間もなくなった。
データの通信量にあわせて3プランある。
また楽天でんわアプリによる国内10分のかけ放題がついている。
下記に要約する。
プラン名 | データ量 | 月額料金 | 値引き月額料金 |
---|---|---|---|
プランS | 2GB | 2,980円 | 1,480円 |
プランM | 6GB | 3,980円 | 2,480円 |
プランL | 14GB | 5,980円 | 4,480円 |
プランLL | 24GB | 6,980円 | 5,480円 |
|
どのプランでも楽天会員であれば2年間は毎月500円の値引きがある。
また新スーパーホーダイを3年間契約とすると2年間は毎月1000円の値引きがある。併せて1500円だ。
さらに楽天の上級会員であるダイヤモンド会員は、1年間のみ500円の値引きがある。
2GBなら980円ということだ。
通話ができる契約で2GB使えるのにこの価格はかなり頑張っていると思われる。
(残念なのは最初の1年間だけの価格ということ)
端末代抜きだが、これを計算すると、
1年目:980×12=11,760円
2年目:1,480×12=17,760円
3年目:2,980×12=35,760円
合計 65,280円 3年間の平均月額は1,813円。
通話プランにすると一般的に+700円なので、mineoのプラン、
料金と比較すると3GBの通話プランが1,600円。
2GBしかない楽天が高く見えるのは、国内10分間かけ放題サービスがあるからといえる。
あと、楽天モバイルならSPUで、契約中の楽天市場での買い物はポイントがアップする。
この点が魅力的に思える人には楽天の新サービスプランは買いといえる。
併せて、楽天で販売する端末も発表されている。
発表された機種は下記の通り。
注目はXperia Aceだろうか。
現状はドコモからしか販売されていない5インチディスプレイのミッドレンジ機。
SoCはSnapDragon630でmoto g7 plusと同じだ。
NFC、Felicaに対応する。
これがSIMフリーで販売される。
価格はまだ発表されていないが、MNOの料金プランも待ってからかなぁ、と思う。
PR