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気になるPC用ディスプレイが出てきたのでチェックする。今回はJAPANNEXTから49インチDWQHDのディスプレイ。
ディスプレイについてのまとめはこちら。
JAPANNEXTからWQHDディスプレイを横に2台くっつけたような、DWQHDの49インチディスプレイ、JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSが登場。119,800円。
IPS液晶で5,120 x 1,440の解像度。DP1.4とHDMI2.0だけでなく、USB-Cも装備。インタフェースは昨年レビューした5K解像度の5X40と同じだな。
特徴はまず、横長。通常のディスプレイは16:9の割合だが、これは32:9。つまりディスプレイを2つくっつけた状態だ。
これだけ長いと全体を見渡すことが大変だが、そこは湾曲しており、R3800の曲率で問題ない。
これだけ広いディスプレイを使う用途はまず、事務用だ。Excelを何個も目一杯広げることができる。
またゲームにもおすすめ。ウルトラワイドのディスプレイがいいとよく言われるが、これはさらに横長。普通のディスプレイでは死角になっているところに潜む敵を早く認識できる。
インタフェースは上述の通りでハイエンド、高解像度のものはそろっている。またUSBのKVM機能があり、2台のPCでディスプレイ、キーボード、マウスを共有できる。
お気に入りのキーボードが有線で2台のPCで使いたい場合にはいいだろう。
仕様を確認しておこう。昨年発売の5K解像度の39.7インチウルトラワイドディスプレイの5X40と比較する。
5X40について知りたい方はこちらを参照。
モデル名 | UX49 | 5X40 |
---|---|---|
メーカ | JAPANNEXT | JAPANNEXT |
価格 | 119,800円 | 179,800円 |
モニタサイズ | 49インチ | 39.7インチ |
モニタタイプ | 超ウルトラワイド | ウルトラワイド |
モニタ形状 | 湾曲型 | 湾曲型 |
画面種別 | 液晶(IPS) | 液晶(IPS) |
スリムベゼル | 〇 | 〇 |
アスペクト比 | 32:9 | 21:9 |
表面処理 | ノングレア | ノングレア |
解像度 | 5,120x1,440 | 5,120x2,160 |
HDR | HDR10 | HDR10 |
DCR | 〇 | 〇 |
表示色 | 10.7億色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB:99% DCI-P3:79% | sRGB:100% DCI-P3:96% Adobe RGB: |
応答速度 | 7ms | 5ms |
コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 |
輝度 | 350 cd/m2 | 300 cd/m2 |
曲率 | 3800R | 2500R |
リフレッシュレート | 60Hz | 30/60Hz |
入力端子 | HDMI2.0x1 DP 1.4x1 USB-C x 1 (2.0) | HDMI2.0x1 DP 1.4x1 USB-C x 1 |
HDCP | 2.3 | 2.2 |
FreeSync | 〇 | 〇 |
PIP | 〇 | |
PBP | 〇 | 〇 |
スピーカ | 2Wx2 | 5Wx2 |
音声出力 | 〇 | 〇 |
USB HUB機能 | USB | USB x2 |
USB PD | 130W | 65W |
KVM機能 | 〇 | 〇 |
ピボット機能 | ||
スイーベル機能 | -30~+30度 | -30~+30度 |
チルト機能 | -5~+15度 | -5~+20度 |
高さ調節 | 150mm | 150mm |
VESAマウント | 100x100mm | 100x100mm |
標準 | 55W | 44W |
最大消費電力 | 65W | 96W |
大きさ、重さ(スタンドのぞく) | 1212 x 365 x 116mm 11.5kg | 948 x 594 x 306mm 9.8kg |
その他 | Intel Mac非対応 | リモコン |
モデル名 | UX49 |
---|---|
メーカ | JAPANNEXT |
価格 | 119,800円 |
モニタサイズ | 49インチ |
モニタタイプ | 超ウルトラワイド |
モニタ形状 | 湾曲型 |
画面種別 | 液晶(IPS) |
スリムベゼル | 〇 |
アスペクト比 | 32:9 |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 5,120x1,440 |
HDR | HDR10 |
DCR | 〇 |
表示色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB:99% DCI-P3:79% |
応答速度 | 7ms |
コントラスト比 | 1000:1 |
輝度 | 350 cd/m2 |
曲率 | 3800R |
リフレッシュレート | 60Hz |
入力端子 | HDMI2.0x1 DP 1.4x1 USB-C x 1 (2.0) |
HDCP | 2.3 |
FreeSync | 〇 |
PIP | 〇 |
PBP | 〇 |
スピーカ | 2Wx2 |
音声出力 | 〇 |
USB HUB機能 | USB |
USB PD | 130W |
KVM機能 | 〇 |
ピボット機能 | |
スイーベル機能 | -30~+30度 |
チルト機能 | -5~+15度 |
高さ調節 | 150mm |
VESAマウント | 100x100mm |
標準 | 55W |
最大消費電力 | 65W |
大きさ、重さ(スタンドのぞく) | 1212 x 365 x 116mm 11.5kg |
その他 | Intel Mac非対応 |
モデル名 | 5X40 |
---|---|
メーカ | JAPANNEXT |
価格 | 179,800円 |
モニタサイズ | 39.7インチ |
モニタタイプ | ウルトラワイド |
モニタ形状 | 湾曲型 |
画面種別 | 液晶(IPS) |
スリムベゼル | 〇 |
アスペクト比 | 21:9 |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 5,120x2,160 |
HDR | HDR10 |
DCR | 〇 |
表示色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB:100% DCI-P3:96% Adobe RGB: |
応答速度 | 5ms |
コントラスト比 | 1000:1 |
輝度 | 300 cd/m2 |
曲率 | 2500R |
リフレッシュレート | 30/60Hz |
入力端子 | HDMI2.0x1 DP 1.4x1 USB-C x 1 |
HDCP | 2.2 |
FreeSync | 〇 |
PIP | |
PBP | 〇 |
スピーカ | 5Wx2 |
音声出力 | 〇 |
USB HUB機能 | USB x2 |
USB PD | 65W |
KVM機能 | 〇 |
ピボット機能 | |
スイーベル機能 | -30~+30度 |
チルト機能 | -5~+20度 |
高さ調節 | 150mm |
VESAマウント | 100x100mm |
標準 | 44W |
最大消費電力 | 96W |
大きさ、重さ(スタンドのぞく) | 948 x 594 x 306mm 9.8kg |
その他 | リモコン |
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4Kディスプレイが安くなってきているが、16:9の画面比に飽き足らないユーザは多数いるとわかってきている。
数年前はウルトラワイドディスプレイというとLGしか出していない状況だったが、今では多くのメーカから発売されており、1,2年前に中国のメーカから出たこの2枚のディスプレイをくっつけた形式の特殊なディスプレイを国内メーカであるJAPANNEXTが発売するようになった。今回の製品は昨年モデルの改良版と思われる。
LGが縦方向に2台くっつけたディスプレイを出している。次はどういう形態のディスプレイが出てくるのだろう。
4K動画の編集では、4K以上の解像度のディスプレイがあれば1枚でできた動画のプレビューをしつつ操作パネルを配置することができる。5X40の解像度ではちょっと足りない。
今回のDWQHD解像度のディスプレイではそもそも縮小しないと4K解像度の動画を表示できない。動画編集のエキスパートならそういう高解像度のディスプレイが欲しいのだろうか。
ディスプレイ2枚を並べて置けるような机を用意できれば、このディスプレイを買うこともできる。もちろん、WQHDディスプレイを素直に2台買って並べれば同じ解像度で操作可能だ。そこにある違いはディスプレイ間の2cmくらいの隙間を許容できるか、だろう。
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