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2020年3月8日更新
数々のアップデートを経て最終版になったNexus9。
アップデート後に動作が重く、反応がなくなり、強制リセットするしかないようになった。
このため、2017年秋からしばらく放置していた。
時間ができてようやく復旧作業をして、見事復活した話。
Nexus9についてのまとめはこちら。
2017年10月に最後のアップデートが提供されて、Nexus9のサポートが終了した。
最終バージョンは7.1.1。現在のOSの最新は8なので、まだ使える。
買ったときから評判通りの性能が出ず、何度もアップデート、キャッシュのクリアをしてきた。
(具体的には反応が遅い。世間の評判ではいいらしいが。)
しかし改善されず、我慢して使ってきた。
今は、夏に買ったMediaPad M3があるので、万が一、Nexus9が文鎮になってもショックは少ない。
これで心置きなく復旧作業ができる。
まずは、下記の順に行い、問題が解消したらそこでやめる。
まず、2を試した。
ファクトリリセットとは、データをすべて消し、工場出荷状態にすること。
中古で売る場合に、個人情報が漏れないよう実施する。
中古を入手した人が、新品を買った人と同じ手順でセットアップできるので、
前の持ち主の個人情報が漏れることがない。
プログラムが壊れるなどでなければ、データを全部クリアするこの方法で直るはず。
PCで相当する作業は思いつかないが、強いて言うなら一旦ユーザを削除して
再度同じユーザを作るようなものか。
一方の3の方法は、Nexus9をまっさらにしてしまうようなもの。
その後、プログラムを書き込み、ユーザを作成する。
PCで言うなら、ストレージをフォーマットし、OSからインストールし直すようなもの。
当然だが、3のほうが作業失敗のリスクが高くなる。
いわゆる文鎮になってしまうかもしれない。
いくら新しい機種があるとしてもあえて文鎮にしたくはない。
まずは、通常通り起動することを確認した。
電源を通常の手順で一旦切り、音量小ボタンを押しながら電源ボタンを押す。
これでリカバリモードで起動する。
メニューからFACTORY RESETを音量ボタンで選び、電源ボタンを押して選択し、実行する。
データの消去が始まり、10分弱で再起動した。
懐かしい最初の設定画面。
アカウント情報も消えるので、Googleアカウントを入力する。
既存のアカウントを入力する。
続くページでは、新規を選択しない。
リストアするので「データのコピー」を選ぶ。
続いてデータリストアのために無線LANに接続する。
最近は他に持っているスマホ、タブレットの情報を流用することもできる。
moto g4 plusかMediaPad M3を設定した時もそうだったかなぁ。
次にバックアップから戻す対象を選ぶ。
なんと、バックアップができないと表示されていたが、できているようだ。謎。
今日バックアップしたと表示されている。
あのバックアップのページの表示は何だったのだろう???
当然Nexus9を選択する。
(先のアカウント入力で新規に作ると、当たり前だがバックアップはないので
選択する画面は表示されないはず。)
続いてインストールするアプリを選択する。
164個あるが面倒なので全部戻す。
タブレットを保護する方法を決める。
Nexus9は指紋認証がないので、パターンにしておく。
指紋認証に慣れてしまうと面倒だな。
Googleのサービスを使う使わないを選択する。
最終調整を行う。
そしてホーム画面に至る。
幾つかのアプリはシルエットで表示されている。
アプリのあった場所にアイコンが復元されているが、まだアプリがインストールされていないことを
表しているようだ。
完了後のバージョンは前と同じ最終版。
160個もあるアプリが裏でインストールされている間に操作してみる。
お、軽くなっている。
Chromeのタブ切り替えや、アプリ間の切り替えも軽くなっている。
これなら、いい。成功だ。
重量が重いけど、持ち歩かず家で使うには問題ない。
1週間後に再度使った。
その間のアプリの更新は40個くらい。
更新しながら操作すると時々引っかかるように待たされるときがあるが、
更新が終われば普通に使えた。
今後アップデートが出ることはないので、壊れるまでは今までのようなトラブルはないだろう。
もうNexus9のことで悩むことはない。
これで使い物になる機種は、スマホ2台(moto G4 plus、Nexus5)、タブレット3台(MediaPad M3、Nexus9、Fire)。
外出用はmoto g4 plusとMediaPad M3、遠出のお供はFire、あと2つは自宅用。
一人で使うには十分すぎるので、そろそろ古い機種を家族に渡すことを考えるつもり。
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