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へえ、と思った。休校中の子供たちのPC事情。
在宅勤務、コロナウィルス、休校対応に関するまとめはこちら。
デルとEMCは数年前に合併してデルEMCとなっているが、事業会社としてはデルがPC、
EMCはストレージなどを提供している。
両社は先日、休校が続く中での小中学生のPC事情を調査して発表した。
小学校でも今年度からプログラミングが必修科目となり、また1人1台のPC構想などもあった。
英語学習も低年齢化しており、ますます小中学生のITツール利用が進んでいる。
では、両社が調査した内容を見ていこう。
出典:デル
まず、3割の家庭で子供専用のPCを所有している。所有していなくても半年以内に
購入する予定である家庭を加えると、実に51%と過半数が所有あるいは近々その予定となっている。
一方で持っていないし買う予定もない家庭は33%だ。1/3は使う予定なし、と。
そんなことで日本の将来は大丈夫なのだろうか。特別給付金がでることなので、活用してはいかがだろうか。
ちなみにわが家は、自分のPCの中からDynabook R731を貸している。Scratchで遊んでいる。
PCがあるとどこまでも使い続けるのではないかと予想するが、どうだろうか。
テレビ、ゲーム機と他にもやりたいことがあるはずだ。
使う時間は1時間程度が過半数と多い。次いで2-3時間だ。合わせると81%になる。
おそらく親と使用する時間を話し合ってのことだろう。
出典:デル
この調査は4月中旬に行ったらしいが、休校中の期間はもっと長かったのではと推測していたので、意外だ。
一番の理由は教育上のメリットだ。これは諸外国も同様だ。次いでインターネットの利用、
音楽や動画の視聴と遊びのためになっている。ゲーム目的もある。
ゲーム機だけでは物足りない、eスポーツ世代だろうか。
出典:デル
子供専用に買う、あるいは買う予定のPCはノートPCが多いが、その価格帯は5~9万円が最多。
次いで5万円以下が続く。つまり9万円以下で70%を占めている。
出典:デル
子供のためのPCは性能ではなく価格優先だ。ただ5万円以下のものはコア数が少なかったりメモリや
ストレージが十分ではない。数年使ったら買い直しが必要になるだろう。
学校でPC教育に期待することはなにだろうか。自分の場合は、自分自身がいろいろ教えられるので
あまり期待はしない。PCを組むこともソフトウェアを作ることも、教えられる。
世間一般では、遠隔授業、プログラミング、基本的な操作方法らしい。そのあたりができれば
教育分野のIT化や将来の仕事につながるITリテラシの習得に役立つだろう。
年少期のうちにいろんな経験をしてほしい。
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