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最近のPC用ディスプレイの話題 大きいもの、アーム付き、軽いもの

 

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最近のPC用ディスプレイの話題 大きいもの、アーム付き、軽いもの

2020年はコロナウィルスのために生活も仕事もそれまでの常識が通じなくなった
1年だった。特に在宅勤務が始まって、急にPC環境を整備した方も多かっただろう。
最近出たディスプレイの話しと、この1年のディスプレイについて振り返る。
ディスプレイについてのまとめはこちら。

テレビの表示デバイスの歴史

多くの諸兄は知っていると思うが、年若い方は「ブラウン管」というものを知らないかもしれない。
ブラウン管って昔のテレビの方式で、ガラスでできた瓶のようなものの中に電子ビームを放って、
当たったところの蛍光板の色を表示する方式だ。現在主流の液晶とは全く異なる。
発明したのは名前からしてブラウンという人なのだろうが、ここでは深く追求しない。
昔はガラスでできた重くて大きいものがないと表示できなかったので、どの家庭でもテレビは
それなりに場所をとっていたってことだ。

その状況が変わったのは液晶がでてきて実用的な価格まで下落したことだ。ずいぶん昔に
自分用に8インチぐらいの液晶テレビを買ったが、確か8万円とかそのくらいだった。
ブラウン管のテレビが20インチぐらいで3,4万円で買えた頃と思うので、ずいぶん高価なものだった。

その後、エコポイントという政府による業界支援の活況と地デジの推進による買い替え需要が起きて、
テレビは10インチ1万円ぐらいになった。当時32インチで3万円ぐらいで日本のメーカが売っていた。

エコポイント終了による需要の消失で、軒並み日本メーカは苦境に落ち、多くの企業がテレビから
撤退していった。今でも販売しているメーカはあるが、ハイエンドをのぞくと多くはOEMやODMだ。

こんな状況になる間に液晶のライバルだったプラズマディスプレイは低価格化できずに消えていき、
難しいといわれた液晶の大画面化は技術の発展で今では60インチ以上も売っている。
自宅に置く場所があれば50インチ以上の大型テレビを置く人も多いだろう。我が家も55インチだ。

ディスプレイはどうだったか

テレビからチューナを取り外したものがディスプレイといっていいだろう。
昔のテレビにはPC用の入力端子はついていなかったが、今はHDMIという規格のおかげで
PCでもブルーレイプレイヤでもつながる。便利になった。
おかげでディスプレイをテレビ代わりに使う人はいなくても、テレビをディスプレイ代わりに使う
人は結構多いと思う。

テレビというマス需要がある製品と部品が共通になっていたので、ディスプレイもこの20年くらいで
大幅に安くなった。2011年に購入し今でも使う23インチiiyamaディスプレイが当時3万くらいだったかな。
今ならブランドは違うとしても、23インチなら1万円しない。1/3くらいになった。

テレビ画面の大型化で大きな液晶パネルも安くなった。おかげで我が家でも2018年に34インチの
ウルトラワイドディスプレイを安価に購入でき、今でも快適に使っている。

本当は4Kディスプレイにしたかったが、そうすると机に置けないような大きさのものを
買うしかなさそうだった。上のリンクに詳細が書いてある。

こうして、今のPC環境は満足している。
34インチのウルトラワイドディスプレイと26インチテレビ、そして iiyamaの23インチ。
これだけあれば表示できなくて困ることは少ないが、もしも足りない時は最近使っていない
ディスプレイが2台あるし、タブレットに表示させるアプリで領域拡張するか。
でもディスプレイを設置する場所がないので、それこそ背後にも置くしかない。
まるでガンダムのコクピットだな。背後まで見ていられない。

液晶パネルの高騰

こんなPC環境を作れるようになったのも液晶パネルが安価になったおかげなのだが、
最近こんなニュースがあった。

3月あたりから在宅勤務が増えて、慌ててPCなどを買った人もいることだろう。
中でも液晶パネルが品薄になり、最近でも調達が難しいようだ。記事によれば

パネル価格はパソコン向けが春ごろより2割、テレビ向けが6割上昇。「過去に例がない値上がり」(国内アナリスト)を見せている。

とのことだ。すぐに買い換えたい希望がなければ、しばらく様子を見たほうが良いのかもしれない。

アーム付きディスプレイ

そんな高騰の中でも新しい製品が次々出ている。中にはおっと思うものがあり、ここで紹介する。
まずはLGのディスプレイ。34インチのウルトラワイドなので我が家と同じサイズだが、
特長なのはスタンドではなく、アームがついていることだ。34WN780-Bという製品だ。

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価格は我が家の倍くらいしているのでそこまでパネルが高騰しているのかと一瞬思ったが、
仕様をみると解像度が上だった。3,440×1,440のUWQHDで、わが家よりもさらに広い。
このクラスはLGはあまり出さずデルが出していたが、LGもハイエンド方面に製品を出してきた。

これがあれば4Kディスプレイはいらないかもしれない。今のディスプレイが壊れたら
次に検討したい解像度だ。

メリットは最初からアームが付いており、不要なスタンドがないこと。
最近の傾向として机を買って在宅勤務という人が多いと思う。ダイニングテーブルでやるのであれば、
モバイルタイプを使う人が多いだろう。
ダイニングテーブルを使っていくしかない事情があれば仕方ないが、角度調節できて
首にやさしいアームがお勧めだ。このモデルは最初から付いているので便利である。

65インチ4Kディスプレイ

次は自分の環境ではまず設置は不可能だが、こういう製品もある。
JAPANNEXTより65インチの4K IPS液晶ディスプレイが登場した。JN-IPS6500TUHDRだ。

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価格は先のLGよりも高いが、大きさを比較すると驚くほどではない。
HDR10に対応しており、PC机の作業用というよりは会議用、プレゼン用であろう。
展示会などでつかわれる用途を想定しているかもしれない。
価格は個人の手が届くが、設置場所は難しい。勢いで買いと困ることになるので、
一晩考えて買うようにしたほうがよい。

軽量のモバイルディスプレイ

これはマクアケに出ているものなので一般売りの製品レベルなのかまだわからないが、
面白いのでご紹介。ルタワジャパン株式会社が提供する13.3インチモバイルディスプレイ
Quintokuta 5Z133だ。

Quintokuta 5Z133

Quintokuta 5Z133

出典:ルタワジャパン WEBサイト

特長なのはその重量で、なんと334g。スマホ2台分くらいかな。
かなり軽い。金属を使わないとかそういう軽量化をしているのだろうか。インタフェースは
基本を押さえており、USB-Cで電源も映像も対応できる。

価格は3万円弱とお高い。15インチくらいで重くてよければ、安価なものをamazonで
中華企業のものがたくさん見つかる。
そんな中でこの製品を選択するのは、持ち運びたい人であろう。検討に値すると思う。

在宅勤務やその他の用途に対して

この1年でディスプレイの用途が増えた理由は在宅勤務の開始が一番だが、実は小学校における
プログラミング教育の開始も影響があると思う。

予算はすでに昨年度あたりでついて、学校への配布は終わっていたかもしれないが、教育の必要性から
タブレットやPCを買う親が少なからずいたと思う。

そして今また刻々と近づいてくるように思える緊急事態宣言の再開。リモート教育に向けて
タブレットやPCを市町村で購入し配ったりしているところもある。
他、在宅勤務や休校の時に書いた記事のまとめはこちら。

我が家では春先に貸したDynabookをいまだ子供が使ったまま。ほかにPCがあるので困ってはいないが、
そろそろ性能が低いことに気づきそうだ。新しいPCを買うつもりはあまりないので、最近使っていない
Jisaku5を改造して渡すかなぁ。
あるいはChromebookに興味があるので探してみるといいかもしれないなと思う。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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