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CentOSの後継のRocky Linuxから次のバージョンである9.2の正式版がGAした。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。
CentOS 後継で競い合うAlma Linuxのほうはベータ版をリリースしたことを公開していたので知っていたのだが、Rocky Linuxのほうは覗いても見つからず、どうしたのかと思っていた。
先日見たら、9.2がいつの間にかGAしていた。
ダウンロードとリリースノートはこちら。
上記ブログの冒頭に何やら不穏なことが書かれている。
During testing, we discovered an architecture-specific issue on ppc64le systems with the bundled version of Python 3.9. This issue not only prevents installing, but may break existing installations.
This issue is reproducible on CentOS Stream 9 and RHEL 9.2. We have opened a bug report upstream at rhbz#2203919 and are working to fix the issue.
x64アーキテクチャを使う自分には関係ないのだが、ppc64leアーキテクチャにおいて、RHELにバンドルされているPython 3.9に問題があったようだ。
Rocky Linuxのテストで見つかり、バグレポートを発行したとのこと。
Alma Linuxではこういう話がなかったので、この辺りに開発元の熱量が違うのかな、と思う。
内容自体はRHEL9.2互換であるので、Alma Linuxのリリースノートと同様と思う。
Alma Linux 9.2 Betaの際に書いているので参照。
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コメント
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Rocky Linux のテストはさらに徹底的です。 Alma Linux と Red Hat が壊れたアップデートをリリースしたのは危険です。
しかし、それは驚くべきことではありません。 Alma Linux のチャット参加者はわずか約 2,000 人ですが、Rocky Linux のチャット参加者は 1 万人以上です。
緑ネギさん、コメントありがとうございます。 1万人ですか!それは大変な熱量ですね。Almaのほうが商売を上手にやって量を増やしているように見えますが、質はRocky のほうがいいのかな。RHELクローンといっても違いはあるのでしょうね。