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CentOSの後継の一つ、Rocky Linuxが次のバージョンである9.7を正式提供、GAしたと公表されている。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。
前回の9.6リリース開始時の記事はこちら。
Alma Linuxは一足早く9.7リリースしている。
本家RHELでは半年ごとのマイナーバージョンのアップデートが続いている。
5月の9.6のリリースから半年たったので、予定通り9.7がやってきた。
Alma Linuxと異なり、Rocky Linuxはベータ版を公開していない。いきなり正式版が出て驚く。
下記のようにRocky Linuxがアナウンスしている。
Rocky Linux 9.7 GA 出典：Rocky Linux
9.7 GAの公表はこちら。
対応するアーキテクチャは明確に書かれてないが、x86_64,aarch64,ppc64le, s390xだろう。なお、今回はWS対応についても書かれている。
基本的にAlma Linuxと同じなので省略。
システム全体の暗号化ポリシー (暗号ポリシー)について、 耐量子暗号化 (PQC) およびアプリケーション PQC サポート
Alma Linuxにあったかなぁ、って思ったら書いてあるな。さすがRHEL互換。
あとは、WindowsのWSL2やVagrantのイメージ作成ができるようになった。
9.7 リリースノートはこちら。
Alma Linuxと異なり、Rocky Linuxは本家RHELとソースコード互換を維持しているといわれている。ALma Linuxができないことをどう実現しているのか自分は理解できていないが、バグを含めて100％がいいというのであればRocky Linuxを選択するとよいだろう。
Rocky Linuxはメジャーバージョン間のアップグレードをサポートしないそうなので、8.xからの更新は新規インストールがお勧めとのこと。
ダウンロードはこちらから。
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