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Windows10のあるバージョン更新から自炊用スキャナのSansnapが使えなくなった。
その後いただいた情報や調べたりもしたが、いまだ本対策はできていない。暫定対策のまま。
その他の周辺機器のまとめはこちら。
前回の記事はこちら。
自分の場合はさらに下記も実施している。
これをするには前提条件がある。
なぜ新しいWindowsではS1500を使えなくなったか。
理由は2つある。
どっちのドライバでもS1500を使うことができない。このため、旧ドライバを使える古いWindowsで使っているのだ。
Yoga Tablet2は約10年前のWindows8が出たころのWindows Tabletブームで発売された製品。CPUはAtomなので何らかの処理をさせるにはつらい。取り込む時間を短縮したいのだ。
暫定対策でも使えているが、Windows10のバージョンがすでにサポート切れになっており、褒められた状況ではない。できれば最新の状態で使いたいところだ。
このため、最新のWindows11を入れている自作PCのJisaku7かメーカ製PCのDell Inspironで使いたい。
ブログへのコメントや検索してわかった情報をまとめる。2つの方法で対策した人がいるとわかっている。
コメントでいただいた方法だ。これは一番先に思いつく方法だ。
Windows7リリースの頃から、前世代のドライバやアプリケーションの互換性問題があった。このため作られたのであろう。
前世代のWindowsみなしの環境を用意し、その中で動かす方法だ。
こちらはWindows11特有の問題の対策だ。
Windows11ではご存知のようにTPM2.0対応が必須となった。このため、対応するCPUの世代が限定されている。
このTPMはセキュリティ上重要なモジュールではあるが、どうもこれがWindows7世代のドライバと相容れないようだ。このため、一旦BIOSでTPMの設定を外して起動。スキャナを認識させて、再度BIOSでTPMを有効にする。再起動すると、これで認識するという。
まず1の方法。
旧製品のドライバをアンインストールして、互換モードでインストールする。やってみたPCは、第6世代Core搭載の自作PCのJisaku6と、第8世代Core搭載のDellのノートPC。Jisaku6はWindows11対象外の世代のCPUなので、回避策でインストールしたものだ
続いて2の方法。
BIOSでTPMを切って認識させて起動。スキャナを認識させてから再度BIOSでTPMを有効にする。その後認識した様だ。
しかしこの方法では認識せず。
Dell InspironのBIOS設定を変えたが、SSDが暗号化されているようだったのでInspironはこれ以上やらず。
うーむ。
お手上げなので、PFUに旧ドライバのソースコードを公開するなど何らかの対応ができないか確認した。
結果は辛いものであった。
長年ScanSnapをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
S1500のサポート終了では、ご不便をお掛けしておりますことを
お詫び申し上げます。
いただきましたメールには、S1500の想いが詰まっていると感じております。大変心苦しいところではありますが、ScanSnapの更なる発展のため、
S1500のサポートは終了させていただきたいと存じます。
もうサポート終了を決めて数年たっているので、いまさら何もできない、ということだろうか。残念。
何故他の人の環境ではインストールできているのに自分のところではできないのか。
もしかしたらインストールが成功した人はごく一部なのかもしれない。他の大多数はインストールできないのかも。
だから今でも毎日のようにS1500の記事はアクセスがあるのかもしれない。
次にやれるのは、仮想マシンにWindows10か11をインストールして、そこにS1500をつなげるよう互換モードで旧ドライバをインストールしてみるかな。
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