タイムシフト用HDDの故障と修理 東芝REGZA55Z7のタイムシフト機能を直す(1)

2018年1月22日 - DBR-Z260, HDD, REGZA 55Z7, 地デジ, 故障、トラブル
    
タイムシフト用HDDの故障と修理 東芝REGZA55Z7のタイムシフト機能を直す(1)

2020年7月14日更新
この記事は2017年9月27日に投稿しました。
数年前の引っ越しの際にそれまでのブラウン管TVをフルHD液晶TVに買い替えた。
その際に当時はまだ珍しかったタイムシフト用HDDを設置し、
タイムシフト三昧の日々を送っていた。
しかし調子が悪くなり、まずはHDDを交換することとした話。
REGZA 55Z7についてのまとめはこちら。

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我が家のTVの歴史

引っ越し前に使っていたTVはソニーの初の平面ブラウン管、WEGAキララバッソ
今は亡きマイケルジャクソンがCMをやっていた気がする。
たぶん世界初の平面ブラウン管TVで、本当に平らだったな。
これを地デジ特需に沸く液晶テレビがバカ売れしていた頃も使っていた。
住んでいたところではケーブルテレビがあったので、
地デジになってもしばらくはアナログ変換されており、観ることができた。
仕事でTVを見る時間は限られていたし。

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長年使ったうえに引っ越しでケーブルテレビを解約するため、
さすがにもうブラウン管ではないだろうと家族で話し、液晶TVを買うことにした。
せっかくなので大画面にしようと考え、配置できる大きさで考えて
55インチの東芝製の最新機種を買った。
それがREGZA 55z7


今は4KTVのラインナップがあるが、当時はなかった。
z7シリーズはハイエンドのラインナップとして君臨していた。

REGZA 55z7の概要

当時の売りはクラウドサービスとの連携。そしてタイムシフト
THD-250T1という背面に設置する装置をUSB端子と電源につなぐことで、
6ch×40時間の記録ができる。
40時間という長さも録画を休む時間帯を設定できるので、
夜中に休憩時間を設定して調整すれば丸2日分を保管できる。
もちろん2日分なので新たな記録をする都度、古い番組は消えていく。
(何回か、ぎりぎりで見逃したことがある)

このタイムシフト対応HDD、正確に言うとUSB接続のHDDケースは、
純正だけでなく3rdParty製品もある。
しかしやはり、HDDを作っている東芝純正がいいだろと考えて、購入したのだった。
下の写真でテレビ後ろの出っ張りがタイムシフト用のHDDケース。
VESAマウント用のネジに固定する。

背面

背面

東芝 タイムシフトマシン対応 USBハードディスク (2.5TB)TOSHIBA THD-250T1A

タイムシフトは主に、子供が夕方など見られない時間帯の番組を(勝手に)見たり、
自分がレコーダの動作不良や録画予約漏れの際に拾うことができ重宝している。
ちょっとした興味だけの番組は、わざわざ録画予約しようと今までは思わなかったが、
タイムシフトを使えるようになり時間に余裕があるときは見ることができるようになった。

不具合の症状

最近になって、TVの電源をつけても音声のみで画面が出ないことが多くなった。
購入から4年たっているが、それにしても早くないか。
しかも音声だけ出る、なんて。ラジオかよ。
ネットで検索すると、サーバ機能を使うことでフリーズするということがあるという。
早速用事がある場合のみサーバ機能を使うこととして、通常は停止させた。

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これでいいと思っていたが、やはり再発する。うむむ。
ネットの検索ではこれ以上の情報はなかった。

画面が表示されない場合の様子を見ていると、こういうようだ。

それから画面が表示される場合でも、夜中の休憩時間が明けた時のHDD起動音はやたらと騒々しい。
ネットを検索すると、このTHD-250T1で使っているHDDは3.5インチの東芝製1TB×2と
2.5インチのHGST製500GBなのだそうだ。
中を開けたらこんな構成で収まっていた。

HDD

HDD

真ん中に2.5インチHDD、両端に3.5インチHDDが搭載されている。
2.5インチHDDは通常録画用に使われる500GB。番組欄から録画を選択した場合や、
タイムシフトで録画した番組を保管する場合に使われれる。
タイムシフトで撮った番組をほかの機器にダビングする場合も、
いったんこの通常録画用HDDに移動する必要がある。
2.5インチHDDって耐久性に難ありのはずなんだが、大丈夫かなぁ。

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その一方で3.5インチのほうもDT01というデスクトップ用のHDDであり、
おそらくAVコマンド対応した派生バージョンと思う。
こいつも耐久性に難あり、だよなぁ。

しかしベースがPC用であるのは間違いないだろう。(東芝製といいつつ、本当は別のベンダ製品なんだが)
4年間も毎日20時間くらい使い続けたHDDでは、もう寿命ではないかと思われた。
妻に説明して、3.5インチHDDを2台とも交換することとした。

HDD購入

新しいHDDは先日のレコーダの交換時と同じく、WD製のWD20EURXとした。


3TBは使えない可能性があるし、消えていくタイムシフトなので
今までの倍の2TBあれば十分だろうと判断した。

交換作業 - ケースを開ける

作業はたいして時間がかからないはずだが、交換によりその作業前の
40時間分の番組を見られなくなるので、主に息子に確認してから実施とした。

息子が寝てから作業を開始。
TV画面上で設定を操作し、USBハードディスクを取り外してから電源を落とした。
USBケーブルと電源ケーブルを抜き、背面から慎重に外した。結構重い。

HDDケース取り外し

HDDケース取り外し

この金属製の蓋を開けるとHDDがあるはず。
5か所のねじを外した。あれ、外れない。まだあった。

ねじ多数

ねじ多数

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さらに2つ外して、開けた。
載っているのは、ネットの情報通り、東芝製の1TB。

DT01

DT01

HDDを抜こうとしても動かない。
3台とも同じ1枚のライザカードに刺さっているようだ。

ライザカード

ライザカード

これを外すには、黒いゲジゲジ部分を慎重に外すらしい。
昔こういう部品を見たな。

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接続部分

接続部分

持ち上げて外すとこういうようになっている。

外した後

外した後

ライザカード側はこうなっている。
この針のような線が1本1本基板につながっている。
SATAの信号3台分を賄える数があるのかな?

接続部分拡大

接続部分拡大

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外れたので、3.5インチのドライブを金属の板から外す。
裏返して、4か所のねじを外すだけ。

裏返し

裏返し

裏返し拡大

裏返し拡大

交換作業 - HDD交換

ライザカードとはSATAのコネクタでつながっているだけ。
壊さないように慎重に外す。

HDD取り外し

HDD取り外し

2台の1TBドライブを引っこ抜いた。
これを購入した2TBドライブに交換する。

DT01x2台

DT01x2台

WD20EURXx2台

WD20EURXx2台

外すときの要領の逆の手順で、新しいドライブを設置する。

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HDD設置

HDD設置

元通りに蓋をしてケースをテレビ背面に設置して、
USBケーブルをつないで電源を入れる。

USBドライブを設定画面からタイムシフト用に設定し、対応するチャネルを3つずつ設定する。
これでおしまい。普通に録画されている。
あっけないくらい簡単にできた。
容量を倍にしたので、同じような夜中の休憩時間を設定して、4日間x6ch分の録画ができるようになった。よしよし。

故障したドライブの様子

気になったので故障したドライブのSMART情報をみた。
SMART情報とは、HDDの診断機能により得た情報だ。
見る人が見れば故障の予兆がつかめる。
もう少し詳しく書いた記事はこちら。

DiskSmartViewというツールでUSBドライブについても取得できる。
1台はReadエラー多発。
もう1台はSMARTの情報では問題ないが、動かしていると「うーーん」と異音がする。
SMARTに現れない故障の予兆かな。
PowerOn時間の32000は、20時間程度で4年使えばちょうどあう。
SMART情報を定期的に見ることができれば故障予知っぽいこともできるんだがなぁ。
テレビだけにつながっていては、それも難しい。

異音なしHDD

異音なしHDD

異音ありHDD

異音ありHDD

2台ともフォーマットした。
しかしPCのドライブとして使えるかどうか疑わしい。
もう少し考えてから決めよう。

ブルーレイレコーダもテレビのタイムシフト用も記録媒体はHDDだ。いつかは壊れる。
壊れた時に自分に知識があればこのようにHDDを交換して比較的安く再度使うことができる。
しかし知識が無かったり、あっても時間がなければ新しい機器を買うしかない。
最近の電化製品は、何でも修理を基板交換で行う傾向なので、廃棄物が増える一方だ。
こんなHDD交換を出張修理で延長保証でやってくれるといいのだけどなぁ。
儲からないビジネスだから無理か。


(追記 2018/11/21)
万が一、HDD交換でうまくいかない場合は、テレビ基板側の問題という可能性もある。
メーカの修理で直るかもしれない。

単にHDDが壊れたと切り分けができたら、3rdパーティ製のHDDを買う方法もある。
今は大容量製品が出ている。

そういう選択も増えたのは、REGZAが切り開いたタイムシフト機能が支持されているからだろう。
ちょっと見たいけど録画するのも面倒、見ることができるなら見たい、という要望に旨くマッチした秀逸な製品だ。


(追記 2020/7/14)
AV機器の故障を部分的ではあるが修理できるようになって良い時代になった。
これもPCのパーツをベースにした、機器構成のおかげだろう。

ブルーレイレコーダの修理はこちら。



修理から3年弱が過ぎたが、あれ以来同じ症状は発生していない。ただ、HDDは寿命が来るので、あと2,3年で交換かなとも思う。

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