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Seagateが44TBのHDDを発表した。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。
前回の記事はこちら。70TBのHDDを開発中とのことだった。
こちらは数年後に出てくる製品なのだろうが、その際に書かれていたのが、
2028年までに1プラッタ当たり10TBの容量を達成する予定
ということだった。今回は1プラッタ4TBの製品ができたということだ。


Seagate 44TBHDD 2603 出典:Seagate
今までの製品では30TB強のものが最大だった。SeagateはHAMR(熱アシスト磁気記録)を推進し、面積当たりのビット数を飛躍的に増やしている。
もちろんHDDを作る他社のWDも東芝も似たような技術で進めているが、どうやら大容量化ではSeagateに一日の長があるようだ。
HDDはMozaic4+という1プラッタ4TBのHAMR技術で作られている。これは第2世代のHAMRだそうで、記録密度が向上し、1プラッタ当たり4TBになった。
ただしこれは初期バージョンであって、これからMozaic4+で徐々に容量が上がっていくのだろう。
今回は44TBなので100TBに至るちょうど中間に達したことになる。フォームファクタを変えずに容量を増やすという縛りがある中では、1つの3.5インチHDDに11枚が上限だ。
1枚当たり9TBになれば99TB、つまり100TBの達成になる。
ここから先は倍の容量が必要なので、同じ面積で倍の容量を達成する必要がある。さらなる微細化が必要であり、次のターゲットは前の記事にある70TBということだろう。
おそらく、1枚当たり4TB→6TB→9TBとジャンプしていくのだろうな。
さすがにこんな大容量は家庭用としてはまだ早いし需要もないだろう。
重荷データセンター向けであり、メモリ、SSDとともに需要が多く供給が追い付かないものの一つだ。確かWDは今年分のHDDはすでに完売したと幹部が話している。
他の会社も同様だろう。
健全な発展のためにはメモリもSSDも供給量が増えないとボトルネックになって発展のスピードが落ちる。
IT技術の発展はAIなどでここ数年飛躍的に伸びたが、その発展が停滞する原因になりそうだ。HDDの大容量化はSSD不足を補う存在になるかもしれない。
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