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ここ数年のiPhoneは写真やビデオ撮影に注力するものの、Apple Intelligenceは評判を呼んでいるという話を聞かない。
それもそのはず、アップルはAI技術で他社に遅れており、今やAndroidにAIでは勝てない状況だ。
この状況を打破するために、アップルはGoogleとの提携を決めたようだ。
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最近のスマホはAIを使う端末としての位置づけが強化している。チャットのように質問するだけでなく。写真を写したものが何かを質問するとか、外国語の相手が話す言葉を通訳するとか。写真の加工もやったりするし、他にもいろいろあるだろう。
かつてスマホを発明したアップルが提供するiPhoneもApple Intelligenceを搭載してAI対応になったが、その後あまり話を聞かない。PixelのテレビCMのようにAIを前面に押し出すようなことしていないからかもしれないが。
ただちょっと前にアップルでAIを開発していた技術者がやめたとか、OpenAIとの提携を考えているとかいろいろな噂は聞こえてくる。
アップルは独自にAIを作ることはあきらめたのかなぁ、って思っていた。そうしたらこの報道だ。


SiriにGoogle製AIを採用 2512 出典:ブルームバーグ
アップルは、グーグルの協力を受けてSiriの基盤技術を再構築する方針だ。これにより、来年には新機能が順次導入される見通しだ。グーグルのAIモデルは1兆2000億ものパラメータを持ち、その複雑さはアップルが現在使用している自社モデルを大きく上回る。
来年のiPhoneでは新しいAIを使えるようになるのだろう。そのAIは120Bパラメータという。
アップルは当初、この開発に他社のAIモデルを使う案も検討していた。グーグルの「Gemini」、オープンAIの「ChatGPT」、アンソロピックの「Claude」などを試験的に評価した結果、今年に入ってグーグルを最有力の提携先とする方針を固めた。自社モデルの性能が十分に高まるまでの暫定的な措置として、グーグルの技術を活用する見通しだ。
自分が噂で聞いていたものは、技術比較調査の段階だったのだろう。最近、Open AIの今後が見えず迷走気味ともいわれている。Googleのように安定した収入と資産がある企業の方が最終的には開発力があり、Open AIはいわば借金で開発を続けるような構図になりかねない。
そのため、最近ではGemini3の方がChat GPTよりもいいという話を聞く。
最近AIの評価をやってないなぁ。正月休みにやるかな。
なお、アップルはAI技術の利用に対してGoogleに年間10億ドル(約1540億円)支払うとのこと。これでiPhoneユーザが減らないようにできればアップルにとっては安いのかもしれない。
AIの勢力図はそろそろ大きく変わるのかもしれない。検索に続いてAIもGoogleが覇権をとるのかな。
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