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スマートスピーカーの聞き取り性能調査の順当な結果

 

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スマートスピーカーの聞き取り性能調査の順当な結果

2020年3月26日更新
Amazon Echoの聞き取りがうまくない気がしたら、えっと思った調査結果があった話。
amazon Echo, Echo Dot, Echo Show5についてのまとめはこちら。

アレクサ!それチャウチャウ

Amazon Echoが来て半年が過ぎ、我が家のいつもの場所で音楽をかけてくれている。
使っていて最近思うのは、なかなかオーダをわかってくれない。

ちょっと前にテレビで「アレクサ!」という声に反応するが困るとかで、調整されたと思う。
そのあたりからだろうか、曲名やアーティスト名を言っても違う人に理解されることが多くなった。
他の人が話しているときに音楽の再生を話しても聞き取れない。
どうしたんだろ。

調査結果

それと関係あるのか、こんな調査があった。

Google、AmazonのAlexa、Appleのsiriについての比較調査で、
調査をしたvocalize.aiは音声サービスのテストをしている。
テスト結果は人間の難聴レベルなど人間に例えているようだ。

テストでは4人が話す中での音声認識とピンクノイズがあるところでの音声認識が行われている。
ノイズレベルをだんだん上げていってどこで理解できなくなるかを調べたようだ。

Google、Apple、Amazonの順に小さなノイズでも誤りがちになり、
Amazon Echo Dotでは4人が話す中での認識は音声サービスに話す声のレペルから
14dB下とメジャな機器では最低な成績になっている。

ん、14dB下ってどういうこと?

EchoとEcho Dot

EchoとEcho Dot

dBとは

dBとはデシベルとよむ。
電気や電波などの強さを示すときに使うが、音の大きさでも使われる。
値は基準との相対で、基準は通常の人の耳に聞こえる最小音の音圧2×10-5N/m2らしい。

14dBというと、声の大きさはおよそ6倍。
Echo Dotはかなり小さい周囲のノイズも拾って誤ったということだ。
一方の最高の成績のGoogle Maxは-1.5dBとなっている。
ノイズのほうが若干うるさくても正確に認識できたと言うことだろう。素晴らしい。

未来の音声サービス

バックにあるAIの進化は当然必要なのだが、フロントのマイク性能も重要なのだろう。
ユーザエクスペリエンスを高めるには、最後にはマイクのチューニング、という気がする。

アナログなんだが、結局聞く人間が、アナログなので仕方ないのだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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