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ソースネクスト様から販売されている、0秒読書というソフトウェアをご提供いただいて試してみた。
依頼をいただいたレビュー記事はこちら。


0秒読書
このソフトウェアのタイトルほど、実態とあっていないものはないと使ってみて分かった。
このソフトウェアの実態は「0秒」でも「読書」でもなく、単なる電子書籍を自動でPDFに変換するツールでしかない。
誰もが経験したことはないだろうか。電子書籍のスクリーンショットをとって、オフラインで閲覧するようなことを。個人の利用範囲で許可されている行為であれば問題ないので、このツールはスクリーンショットの取得を自動で行いPDFにするツール、と考えておけばいいだろう。その点では非常に助かる。
もちろん、電子書籍だけではなく、試してみたらPDFファイルでも動作している。(PDFファイルのスクリーンショットをとってPDFを再作成する行為は何の意味があるか、は別として)
ソースネクスト様のサイトを見た時にはこのツールの実態が理解できず、「0秒読書」の本筋である、PDFをAIに要約してもらうところまで製品に含んでいると思っていた。確認したところ、AIサービスの利用はユーザが用意してほしいとのことだった。
とすると1か月のサブスク契約で4980円はちょっと高いのではないだろうか。AIの利用込みならリーズナブルと思ったが。
いろいろ書いたが、想像とあまりにも違うものだったので面食らったという気持ちを理解いただきたい。
インストールは簡単だ。ダウンロードしてライセンスコードを入れれば動く。
対象の電子書籍を最大表示して、ページをめくる方向を指定したら、最後のページまで自動で動き、PDFを作ってくれる。
PDFを開いて最大化しておく。


0秒読書 実行


0秒読書 実行
1で最大化しているので確認ボタンをクリックする。


0秒読書 実行


0秒読書 実行


0秒読書 実行
なお、このPDFには作成したユーザの情報が埋め込まれるそうだ。電子書籍をPDF化して共有するようなことをすれば著作権の侵害になる。あくまでもこのツールは個人利用にとどめてほしい。
残念だがAIの部分はこのツールの範囲外なので、Co-PilotとかChat GPTを利用するしかない。プロンプトの例もないので、AIのツール利用に慣れてない人にはこの点でもハードルが高そうだ。
定型的なプロンプトを使いまわせば、誰でも使えるようになるわけなので、情報公開してほしいと思う。
今回は青空文庫にあった「吾輩は猫である」(著作権は切れている)をPDFにして、PDFビューワを0秒読書でPDF化し、これをCo-Pilotで要約させた。
Co-PilotはWindowsの普通のライセンスで使うものなのでPDFのサイズは50MBと制約があり、230ページのうち冒頭10ページのみを対象としている。


0秒読書 Copilotで要約
添付のファイルの内容を100字以内で要約してください。


0秒読書 Copilotで要約
数秒で要約が表示された。
製品紹介のWEBページでは、たまっている電子書籍を素早く理解するためのツールであると書かれているが、1冊を要約するにはプロンプトを考えないといけない。そもそも撮影は自動化できるとしてもAIに依頼するところは現状は手動だ。
だからAIサービスも含めて自動化されるといいだろう。この考えは生成AIの次に来るといわれていた、AIエージェントなら可能だろう。
すでにAIエージェント自体はOpen Clawというもので実現されつつある。人間に変わって適切に処理してくれる秘書のような部下のような存在だ。
そして人間はそのアウトプットを読んで判断するだけになる。0秒読書のコンセプトは悪くないと思うのだが、欲しいものは撮影機能ではないので、AIエージェントとして再度リリースしていただきたいところだ。
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