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フレッツ光の速度低下に困り、IPoEにより対策した話の速度測定編。
光回線についてのまとめはこちら。
速度改善はIPoE対応ルータによる。詳細は前回の記事参照。
年末の休日、18:40頃に測定。1回のみ。
測定に使ったのは、スマホのmoto g4 plus、タブレットのHuawei Mediapad M3。
スマホは11nまで、タブレットは11ac 433Mbpsに対応している。
どちらもAndroid7.0で、5GHz帯の無線を使って測定した。バージョンはこちら。
moto g4 plus | MediaPad M3 |
測定結果 (単位:Mbps)
場所 | moto g4 plus | MediaPadM3 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
i-revo | IPoE | i-revo | IPoE | |||||
下り | 上り | 下り | 上り | 下り | 上り | 下り | 上り | |
ルータ横 | 55.27 | 50.62 | 53.46 | 68.90 | 71.63 | 80.56 | 70.76 | 79.18 |
んー無線LANでは違いは誤差のうちだった。
後でJisaku6で測定した。満足の速度だ。
ああ、終わった。
ということで、作業を終えてメールを見るか、とJisaku6を起動した。
しかしいつまで待ってもメールを受信できない。あれ?
タブレットは問題ないのになあ。
Windowsタブレットも問題なし。
うーむ。こいつだけか。有線か?
何が違うのか?
再びコマンドプロンプトからipconfigを実行してみると、あれ、またV4のアドレスがない。
DHCPサーバは動いているはずなのに。うーむ。
しかし、よく見ると。
そう、Windowsインサイダー向けにHyper-Vをインストールして、仮想マシンを以前作っていた。
今はもう使うこともないが。
Hyper-Vをインストールすると、仮想スイッチが作られ、仮想マシンだけでなく
ホストOS(この場合はメインPCのJisaku6のWindows10)も仮想スイッチの下にぶら下がる。
仮想スイッチとは、ルータだ。
ここでNAT変換する場合もある。(Windows Server2016以降か
Windows10 Anniversary Update以降でNATを提供)
仮想スイッチのV4のIPアドレスは固定にしていたが、このために配下のホストOSが
DHCPで取得できないようだ。
面倒くさくなっていたので、他のPC同様にする。
仮想マシンを全て削除し、Hyper-Vを削除した。
再起動して、問題なくインターネットにつながることを確認した。
DHCPサーバ配下にルータがあるとV6プラスが使えないのか、はまだ不明だが時間が
できたらHyper-VをインストールしているJisaku5で確認してみよう。
他に、v6プラスを使うと静的マスカレードが使えなくなるらしい。
一部のゲームや自宅でWebサーバを構築、公開している人は諦めなければいけない。
so-netの急激な下り速度低下と、あまり親切でないサポートの回答。
一旦は他のプロバイダに乗り換えを決めたがそこも安息の地ではなく、
再び探し求める旅にでて、やっと解決したようだ。
ただし、光モデムの管理画面にアクセスできないこと、Hyper-V環境では
V4のIPアドレスが割り当てられないことは、今後も調べる必要がありそう。
若干苦労したが、常時50Mbps以上になった。
5000円で得られた効果はかなり大きい。
ちなみに4か月経った測定結果。平日の21:40に測定。
下りは落ちたように思えるが、時間帯のせいかもしれないし、体感ではわからない。まだ満足。
2021年6月30日更新
3年が経つがIPoEに代わって以降は急激な速度低下の経験はない。
あるとしたら無線LANがたまに切れるという事か。最近頻発するようになった。
契約を変えていないので速度は光ルータのLAN側100Mbpsの性能の上限に近い。さらに性能アップするには契約を変えないとな。
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