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2022年7月からJAPANNEXTの40インチ5K湾曲ディスプレイ、5X40を使ってきている。すでに廃番になり後継機が発売されている。時々ではあるが他社が同様の機種を出しており、選択肢が増えていいことだ。3年使ってきた使い心地を記録する。
5X40をはじめ多種多様なJAPANNEXT製ディスプレイについてのまとめはこちら。
3年前は13回にわたってレビューを書いてきた。それまではLG製の34UM59-pを使っていたが、こちらはFHDの横長版。縦方向の解像度はFHDの1,080で、横方向に長く2,560だ。
34インチではあるが大きさの割に解像度が細かくないので多くのウインドウを配置できないし、色の再現性もいいものではない。そういう点が不満だった。
一方で5X40が来てからは、大きくPCライフが変わったと思う。いくつか紹介する。
まず、5K解像度なので広い。大体この図のようなイメージだ。（クリックで拡大）
5X40 解像度
4K解像度であっても23インチ程度のディスプレイではまともに文字を読むことはできない。解像度が高いだけでなく、ディスプレイの大きさも重要になる。
23インチFHDで1ドットの大きさを変えずに解像度とサイズを大きくできるといいと思っている。23.8インチでFHDでは画素のピッチはだいたい0.3mmだ。
一方で5X40は0.2mmだ。1.5倍細かいので今は表示倍率を150%にしている。
この設定でウインドウを多数開いて作業が可能だ。狭いエリアで作業するときの問題は、下に隠れたウインドウを引っ張り出してまた別のウインドウで作業する、と
配置しても重なるエリアが少ないので、例えばWEBブラウザなら多少重ねて3枚は表示できるし、半分くらいの重なりを許容するなら6枚はいける。
1枚がそれまでのFHDのディスプレイ1枚に相当するので、6枚表示ならディスプレイ6面分だ。
5X40 JAPANNEXT 5K解像度 ウインドウ多数
株価のリアルタイム表示をすることもできるし、確定申告の時期にExcelやPDFをいくつも開いて見比べることもできる。（クリックで拡大）
5X40 JAPANNEXT 5K解像度 株価ウインドウ
ディスプレイ1枚でシームレスにしかも6面並べるよりはコンパクトに、5X40ならいろいろな用途に使える。
このディスプレイにしてからDavinci Resolveによる動画編集が楽になった。YouTubeチャンネルを見ていただいている人もいると思うが、それまで使っていたソフトよりも使いやすく、しかし大画面が必要な情報量をこのソフトウェアは表示している。LGの34UM59-pでは難しいだろう。
5X40 DaVinci Resolve
動画編集以外でも大画面が必要な情報量のソフトウェアを使う場合は、高解像度かつ大画面が有利だ。
大画面なのでソースコードをテキストエディタでいくつも表示できる。自分がよくやるのは、仮想マシンに構築したブログ環境のプログラムに機能追加をするが、そのデバッグのため表示するWEBブラウザ、ファイルをコピーするWinSCP、テキストエディタ、ファイルを格納したフォルダを表示するエクスプローラだ。たまにVSCodeを使ってPHPの文法チェックをする。（クリックで拡大）
5X40 JAPANNEXT ソースコード
自分の使い道では以上の用途で使い勝手がよくなったと感じる。
毎日使っているが、今のところ文句ない。画面の発色も解像度も他に所有しているディスプレイよりも優れている。
背高モニタアーム ディスプレイ設定
今は5X40のほかに5台のディスプレイを配置している。常時使うものは3の縦置きしている2.5Kモバイルディスプレイで、5X40から追い出したウインドウを置いて、メモやCPU負荷状況を見ている。
4がテレビ、6はテレビの上に置いたFHDのモバイルディスプレイ。5はLGのウルトラワイドだ。1は通常は使わず、DeskMini X600のメインディスプレイとして使う、3Kディスプレイだ。
5X40はスピーカを内蔵しているが、出力は物足りない場合がある。特に音楽を聴くには低音が全くない。
このため、スピーカとアンプを増設して、音楽環境をアップグレードした。
普段はテレビを見ながら作業することが多いのであまり使わないが、たまに音楽をじっくり聴きたいときにはいい音だ。
もう少し音にこだわったディスプレイが出てくるといいと思う。
ちなみに今は、16インチ縦置きディスプレイから音を出力している。
現在はHUANUOのモニタアームを使っている。
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横の縦置きとLGのディスプレイも高さを合わせるために、HUANUOの二又モニタアームを使っている。
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届いた当時は箱の大きさに驚いた。スマホと大きさの比較をするとわかるだろう。
JAPANNEXT 5X40 箱
使用開始当初からたまに電源を入れても表示されないことがある。AC INのプラグをぬいて、
タップから抜いて再度差し込んだら表示する。静電気かな。
気になるのはこの点だけで、他は何も不満がない。
Iiyamaの23インチディスプレイは14年使っている。5X40は10年位使えるだろうか。
設置時の振り返りを含めた動画はこちら。
なお、5X40は廃番になったが、5X40-Nが後継機種として発売されている。値下げになっており、興味がある方はこちらをどうぞ。
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