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LGのワイドディスプレイが登場し、役割を終えたIiyamaの23インチディスプレイ。このまま破棄するつもりはなく、どう活用しているかの話。
ディスプレイについてのまとめはこちら。
2年半前に買ったモニタアーム。エルゴトロンのOEM製品でHPが販売。
本家よりちょっとだけ安い。しかも黒。いい。部屋に合う。
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アームの中身は写真の通り。組み立て式だが、締める際に力が若干いる以外は普通に組み立てられる。
IKEAの机の隅っこに設置。電源タップなどがあってお見苦しい。
さて、ディスプレイを解体する。まずは運んで仰向けに置いた。
ベースを抜く。支柱も抜けるといいんだがなぁ。よくわからない。
続いて、ディスプレイ背面にVESAマウンタを設置する。
四隅を指で締められるねじで固定。簡単。
アームがついた状態。このままアームベースに持っていく。
アームベースの支柱に先の写真の上端の筒部分を通す。これで設置はできてあとは配線だけ。
このIiyamaのディスプレイ、2011年に当時2万円くらいだったか。
今なら1万円前後かな。Jisaku4を使っていた頃にIPS方式でも安くなったので買った。
以後、Jisaku5、Jisaku6と使い続けてきた。
最近はやっと需要がなくなってきたが、7年前の機種なのでアナログRGB入力にも対応している。
もちろんDVI、HDMIにも対応し、オンスクリーンのメニューで、入力を選択できる。
(ちょっと操作しにくいが)
LGのワイドディスプレイをメインディスプレイにしたが、前にIiyamaにつないでいた
HDMIケーブルをそのまま使っている。このケーブルはJisaku6のマザーボードである、
GA-Z170X-UD5THの内蔵HDMIにつないでいる。このコネクタはHDMI2.0に対応しており、
ケーブルも数年前にHDMI2.0用に変えている。ディスプレイだけが4Kに対応していなかった。
だからワイドディスプレイでなく、4Kにするか迷っていた。
このマザーボードには他に映像出力コネクタがなく、DVIもDisplayPort(DP)もない。
しかしAlpineridgeを搭載しているので、USB-CがThunderbolt3に対応し、
なおかつAlt モードに対応する。
Alt モードとはUSB 3.1の規格で、USB規格の信号線に別のプロトコルの信号を
流すことができる。代表例がそれまでのコネクタを捨てて、USB-Cに変えた
Thunderbolt3。他にDP1.3や、DPに信号レベルで互換性のあるHDMIに対応する。
なお、Z170世代ではたとえマザーボードにUSB-Cコネクタがあっても、
マザーボード上にAlpineridgeチップがなければThunderbolt3に対応しない。
またAltモードへの対応は一律ではないようなので、ちゃんとマザーボードの
仕様を読まないとわからない。Z270世代もZ370世代もこの辺の事情は変わらないようだ。
マザーボードにUSB-Cコネクタがある→HDMIに変換できる、と誤解している人が多いので、要注意。
Altモードは単にコネクタを変換するだけなので、CPUに追加の処理負担はないのでいい。
早くチップセットの標準機能になるとよいが。
Altモードでなければ、以前からあるDisplaylinkなどのチップで画面出力するUSB→HDMI変換で
しかない。この場合は、普通のUSB接続の外部変換アダプタなので、CPUに画像処理の負担がかかる。
話がそれた。GA-Z170X-UD5THはUSB-Cコネクタを2つ持ち、ひとつにJisaku6構築時から
USB-C – HDMI変換コネクタをつなぎ、Regza TVにつないでセカンダリディスプレイにしている。
もう一つは2年くらい経つがまだ用途がないので、空いている。これに以前買った
USB-C – HDMI変換コネクタを使ってIiyamaディスプレイにつなぐ。
これでチップセットが提供できる同時3画面を使い切れる。
※最近ならこういうアダプタがある。
Jisaku5に使っているCore i7 3770KとZ77チップセットでも3画面出力可能と言う情報があったが、
どう組み合わせてもだめだった。Z77を使う他のマザーボードではできたと聞いた気がする。
Jisaku5ではGIGABYTEのGA-Z77X-UP5THというマザーボードを使っている。
これはThunderboltのポートが2つあり、コネクタ形状はminiDPと同じ。
これらを使ってセカンダリディスプレイにつながったが、内蔵HDMIを含めた3台目はだめだった。
認識しなかった。
時は経ち、やっとマザーボードだけで3台のディスプレイを使えるようになった。
縦型にすると、縦方向にスクロールするアプリケーションが使いやすくなる。
スクロールしなくても表示できるので、スクロールの手間が減り作業効率が上がる。
#画面4は以前購入したUSB接続の変換アダプタで、10インチのディスプレイに
つないでいるが今は使っていない。
ワイドディスプレイのLG 34UM59Pでブラウザを横に2つ表示できるようになった。
そこに入りきらないUWPアプリケーションなどを表示するのに良さそう。
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例えばメール、メッセージ、ツイッターを表示する。うーん、作業環境として、最高だな。
ただ、自分は自宅で仕事をする人ではないので、そういう使い方は少なそう。
とはいうものの、LGのワイドディスプレイでほとんどのことは足りている。使う回数は多くない。
エルゴトロンのモニタアームを評価する。
機能 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
デザイン ★★★★★
価格 ★★☆☆☆
耐久性は、もう一つあるREGZA TVにつけたOEMではないほうで評価した。
すでに5年弱使っているが、再調整が必要になったことがない。
下がらないし、動かしたいときはちゃんと動く。
デザインは、本家と異なり、色が黒なので★5つ。本家はシルバーしかない。色は多分に主観が入る。
価格は高い。せめて半額ならいいのに。ただ、購入時は大量に持っていたTポイントを足したので、
半額くらいだったと思う。
設置から約3ヶ月。アームは微動だにしない。いつも同じ場所にある。
(追記 2022/5/31)
在宅勤務も3年目。一時期はこの縦置きディスプレイを在宅勤務のセカンダリディスプレイにしていたが、会社用PCの設置場所に苦しんで、結局ほかのディスプレイでやるように変更。
それ以来、Iiyamaの23インチディスプレイはLGの34インチウルトラワイドで収まらないとき、例えばExcelを3つ4つ並べたい時に使っている。
モニタアームのほうは設置以来100回以上動かしたと思うが、微調整が必要と思うようなことが全くない。驚きの性能だ。
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