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ウルトラワイドディスプレイLG 34UM59-P 使用9ヶ月レビュー

 

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ウルトラワイドディスプレイLG 34UM59-P 使用9ヶ月レビュー

4月に買ったLG製の横長ディスプレイ、34UM59-P。
あまりに快適過ぎて、半年レビューなどすっ飛ばしてしまっていた話。
ディスプレイについてのまとめはこちら。

買った経緯

もともと自作メインPCであるJisaku6(Skylake世代)にはマザーボードの機能で
3台までディスプレイをつなぐことができる。
今はサブPCにしたJisaku5(Ivybridge世代)のときからディスプレイ3台に憧れていて、
しかしIvybridgeではできないとわかりそのリベンジをしたかった。
ちなみに3台繋ぎたいと言ってもデイトレードで株をやりたいわけではない。
その憧れがやっとJisaku6では実現できた。

マザーボードのHDMI2.0対応のコネクタの他に、USB TypeCを変換してAlt Modeにより
HDMI2つに変換している。

マザーボード背面

マザーボード背面

これをPC専用の23インチと26インチテレビ、それから10インチの補助用ディスプレイにつないでいた。
買ったときにも書いたが、テレビを見ながらPCを操作することが多いので、
結局ディスプレイは1台のみ使うことが多い。
これでは3台接続できるのに宝の持ち腐れだ。

世間の調査ではマルチディスプレイ環境は生産性を上げるそうだ。家のこととはいえ、
短時間で済むならそのほうがいい。

テレビを見ながらブラウザとExcelを開いて、作業しながら見たい。
このためにはテレビ兼用は使わずにブラウザとExcelを1台のディスプレイで表示しなければならない。

最初は漠然と4Kディスプレイを考えていたが、4Kは決定的な問題がある。
フルHDのディスプレイと同じ画面サイズであれば、4Kは長さで半分、面積では1/4になってしまう。
つまり、文字が小さくて読めそうにないということ。
とすると、対策は2つ。文字などを拡大して表示するか、
サイズが大きいディスプレイにする
しかない。
前者は4Kでありながら解像度はフルHD相当になる。
高い金を出しても何も変わらないのではやる意味がない。
後者は単純に倍の大きさとすると、当時は23インチを使っていたので46インチになる。
ちょっと小さいもので我慢するとしても40インチか。
机に載せるには巨大だ。重いのでいろいろ問題がありそう。

このため躊躇したが、そこで思い出したのがウルトラワイドディスプレイだった。
購入、設置は以前の記事を参照。

設置後

台を使わずアームで設置したが、動かすことが目的ではない。
ただ、台を使いたくないだけだ。
台がないとディスプレイの下を有効に使えて良い。

モニタアームのベース

モニタアームのベース

年末に買ったブルーレイレコーダDBR-T3008をモニタ下においている。
レコーダの上にあるものは小物入れ2つとその間はHDMI入力切替をするセレクタ。

設置

設置

このディスプレイの特徴は、非光沢画面でHDMIは2系統入力。
スピーカはないが、ヘッドホン端子がある。
設定はディスプレイ前面下にあるジョイスティックみたいなコントローラを操作して、
右左に移動し、スティックを押すことで確定する。

画面下のスティック

画面下のスティック

設置当時はメインPCのJisaku6専用だったが、空いていたもう1つのHDMIポートにサブPCのJisaku5を繋いだ。
これによりJisaku6がおかしな状態の時にJisaku5をワイドディスプレイで使うことができた。

ちなみに、Jisaku6はワイドディスプレイとREGZAテレビ、そして縦置きにした
Iiyamaの23インチディスプレイを繋いでいる。
補助にしていた10インチのディスプレイは妻がテレビを見たいというので渡した。

ディスプレイ設定

ディスプレイ設定

使い心地

設置時の評価はこうだった。

デザイン ★★★★☆
機能 ★★★☆☆
価格 ★★★★★
ストレスフリー ★★★★★

今はどう感じているかを書いていく。

デザイン

比較的狭い額縁なので、邪魔に感じてない。
縦横ともに1.4cmの余白だ。

横幅

横幅

縦幅

縦幅

設定時に使うOSDはまあまあ使える。
UIとしてのジョイスティックみたいな操作用の棒は、ボタンよりは使いやすい。

OSC 2

OSC 2

機能

ゲーム用途でなければ十分。
自分はやらないのでゲームの評価はできない。
なにか足りない機能があったっけ?リフレッシュレートとか、SLIかな?

価格

型落ちだから安い。
23インチのフルHDが1.5万円程度で買える今、34インチであるから倍の価格でも高いとは思わない。
2台のディスプレイで広げるのと、1台で拡張できるのと、どちらがいいか?
額縁の厚さが0になれば2台でもいいと考えるが、それまでは1台のほうがいいな。

ワイドでIE4つ表示

ワイドでIE4つ表示

ちなみに、34インチはLCDの対角線の長さなので、縦の長さはフルHDでいうと
26インチ前後のものと同じだ。
ウルトラワイドディスプレイのラインナップに29インチのものがあるが、
おそらく縦の長さがフルHDなら23インチと同じと思う。
29インチより高いが、画面が大きくなり視認性が上がった。
これを含めると、3万円は高くない。

ストレスフリー

人間の目は左右の動きに追従しやすいと言われる。
上下の動きは途中で諦めてしまうそうだが、左右はまあまあついていくそうだ。
確かに、左右であればある程度の範囲は目玉の動きだけでまかなえる。
しかし上下は首、頭の角度を上下しないといけない。
このため、ディスプレイを上下方向に拡大して設置すると首の移動が多くなり、首が痛くなる。
だからマルチディスプレイの設置は上下よりは左右だ。

1台でマルチディスプレイ相当の効果があるこのウルトラワイドディスプレイである。
このため、首が痛む要素がなく一度に閲覧できる情報量が増える。
使い始めてから、ほぼ首を動かす必要がなく、ディスプレイの全域を見ることができる。
もちろん、2台目、3台目のディスプレイを見るときは首を動かして見なければならない。
頻度が少ないので断定できないが、この設置であれば首に余計な負担をかけずに済みそうだ。

付け加えるなら、テレビを見ながら作業を容易にできるのでストレスにならない。
フルHDでは、必要な情報量を表示するにはブラウザもExcelも横990x縦1,080では足りず、横を広げていた。
このため、2つのウインドウが重なっており、操作の度に重なり順序を変えるための
マウスクリックをしなければならなかった。
ウルトラワイドディスプレイでは2つ並べると1280☓1080となり、わずかだが幅が広がる。
これで無駄なクリックが不要になり、ストレスが減ったように思う。

9ヶ月使った感想

何が悪いのかわからないが、たまにヘッドホン接続のスピーカから音が出ない。
なんだろなあ。
耐久性が気になることは起きてない。5年延長保証に入ったが、
5年間は壊れることはないのではないかなあ。
先のことは、もちろん誰にもわからないが。

会社で使う外付けディスプレイもこれにしてほしいと願ったことがあるが、却下された。
会社の作業環境を変えることはなかなか難しいが、家のものは自分への投資なので作業効率を上げたい。
首が痛いなどあれば、こういう機器に買い換えるのも一案と考える。

このブログを読んでいただいている諸兄の多くは、長い時間をPCの前で過ごしているのではないだろうか。
そうであれば、PCの性能だけでなく、ディスプレイ、キーボード、マウス、
そして椅子に投資をすべきだと最近よく思う。
そろそろ高いけど座り心地の良い椅子が欲しい。


2021年6月28日追記
椅子は下記を購入。快適な在宅勤務環境。でもウルトラワイドディスプレイはうまくつながらないので、Iiyamaの23インチFHDを使っている。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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