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2020年5月12日更新
Googleが久しぶりに純正スマホを日本市場に投入する。
スマートフォンのまとめはこちら。
Nexus5x、6pがサポート切れになって以降、日本にはリファレンスとなる機種がなかった。
強いて言うなら、モトローラの端末だろうか。モトローラは一時期Google傘下にあった。
Nexusが終わったときにUSなどではやはりハイエンドシリーズのPixelシリーズが入れ替わりに
立ち上がり、販売されたが、日本はスルーされた。そして3年。やっと販売される。TVCMも始まった。
簡単に書くとハイエンド機だ。
SoC | SnapDragon 845 |
---|---|
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GBまたは128GB |
画面 | Pixel3:5.5インチ 有機EL 2160x1080 Pixel3XL:6.3インチ 有機EL 2960x1440 |
カメラ | アウト:12.2メガのシングルでデュアルピクセルタイプ イン:8メガの広角および標準のデュアル |
その他 | Felica搭載 |
iPhone対抗と言われたりもする。価格も対抗しているのかな。さすがに10万円越えは買えない。
Google製端末はいつも、発売から3年間のOSサポートを謳っている。いつかはこの
スローガンが変わるかもしれないが、まだ続けるのだろう。従い、Pie、次、その次の
最新OSが提供予定だ。
これがこの端末の一番の売りだろう。
ソフトウェアでセキュリティを保つのは限界がある。ハードウェアの特殊なチップを
実装することで、簡単には破られない、堅牢な端末になる。
具体的には、下記リンクが詳しい。
NFCを搭載しているが、日本市場向けに特別にFelicaも搭載。海外製の端末はあまり日本だけの
Felicaをやりたがらないが、売るためには必須アイテムと考えたのだろう。
Googleが直接SIMフリー端末として販売する一方で、ドコモ、ソフトバンクからも販売される。
auは売らないようだ。
高価な機種だから24回分割で収まらず、36回、48回分割も設定されるらしい。
性能は4年持つとしても、バッテリはせいぜい2年。バッテリ交換の手間が嫌で機種変更する
ユーザがいるだろう。メーカもMNOもそれを見越して設定していると思うが、
交換後も残債が残るやり方は良くない。ローン地獄を呼びそうだ。
ハイエンド機種だからアーリアダプタがターゲット層なのかと思うが、日本ではiPhone信者が
多い層だ。また、過去のNexusのユーザは、自分もそうだが、高機能なのに安いから買っていた。
Nexus7が代表例だ。
3年のブランクを経て売り出されたPixel3だが、高い価格、あまり驚かない仕様なので、
売れるがどうか怪しく思える。
もしかしたら、Googleは今まで通り単にリファレンス機を出すだけで、マーケット的な
成功は期待していないのかもしれない。あるいは税金対策?慈善事業?
妄想は果てしない。
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