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とどまるところを知らないHDDの大容量化競争。シーゲートは30TBを超えるドライブを計画しているが、WDは22TBドライブを出してきた。
大容量ストレージデバイスであるHDDについてのまとめはこちら。
WDから22TBのSATA、Goldラインのエンタープライズ向け高信頼なHDDが登場した。すでに発売されている。
WDのHDDは数年前にすでに22TBを達成していたが、その時はSMR方式だった。今回Gold, RedPro, Purpleで出た22TBはCMR方式だ。
SMRとCMRの違いは下記記事を参照してほしいが、簡単に言えば読み込みは大差なし、書き込みはCMRは一発で書けるのにSMRは書いた後に周辺ブロックの書き直しが発生するためパフォーマンスは非常に悪い。用途を考えるとテープの代わりに使う、コールドストレージが最適だろう。決してDB用途には向かない。
今回の製品はCMRなのでその点は安心だ。
なお、Goldはデータセンタ向けのHDDだ。家庭のNASならRed Proでいい。WDが仕様を開示しているので参照。
かいつまむと下記の通り。
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データセンタ用なので、高信頼性を売りにしており、それゆえ高い。Blueラインとは全くことなく価格だ。
この価格のHDDを家で使いたいと思う人はいないと思うが、早く廉価版のBlueラインでも出てほしいものだ。
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