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NTTドコモのahamo発表から始まったMNOの安価な20GBプランの登場から半年。
MVNOの淘汰が始まっているが、各社まだ値下げ競争でユーザの引き留めに必死のようだ。
イオンモバイルがユーザ獲得のため料金プランの値下げとサービス拡充を発表した。
MNO(キャリア)、MVNO、SIMフリーのまとめはこちら。
イオンモバイルの発表はこちら。
ポイントにも書いているが、音声プラン、シェア音声プランの基本料金を220円下げる。
また、国内通話料金がアプリでの発信でない場合も30秒11円に値下げ。これはMVNOで最安クラス。
但し5分定額、10分定額の利用は従来通りイオンでんわアプリの利用に限られる。
目玉はこれか。MVNOでは他に聞かない、固定料金の支払いで、国内通話は全て無料になる、完全かけ放題だ。
もちろん、MNOの同様のサービスでも対象外の電話番号はあるのでこの点は同様だ。
自分は現在、povoで毎月1,650円を払ってかけ放題にしている。多い時は7,000円分くらいの通話料が1,650円になっているので、かなりお得だ。
イオンモバイルも同様のサービスを同じ料金で開始する。
auではガラホ用のプランでは1,870円で提供しているので、基本料を合わせるとイオンモバイルにしてスマホに機種変更すれば毎月の料金は安くなる。(もっともガラケーを使っている人がすんなりスマホに換えられるかという問題はある)
使い方によっては、ahamo、povo、LINEMOよりも安くできる。通話だけ使いたい人にはいいかもしれない。
イオンモバイルなら、操作がわからない場合は店舗で教えてもらえそうだ。安いがネットしかサポートがない他のMVNOと比べてこの点は有利だろう。
年内には提供という予定だが、明確な時期は不明だ。
詳細はふれないが、IoT向けに低速低容量で低価格のプランを開始する。用途は住居に付帯する設備の遠隔監視や制御だ。1回線から契約できる。
高速データ通信は月々100MBまで、ほかは20kbpsというプランが出ている。
使い道次第では使えると思う。個人用途としてはあまり思い付かない。
MVNOは生き残りをかけて差別化を開始している。値下げは体力勝負のため限界がある。イオンモバイルのように何らかの特徴を打ち出していく事業者が増えそうだ。
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