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MNOにより低価格20GB料金プランが開始して5か月弱。3社が獲得したユーザ数を発表した。
ドコモについてのまとめはこちら。
低価格20GB料金プランが3月に始まってもうすぐ5ヶ月。各社が2022年度1Qの決算を発表する場で公表している。
3月末のサービス比較表はこちら。以後更新していないが、変わったサービスは下記のものくらいだ。
まずドコモ。ahamo
おそらく、店舗での契約支援や他にはない端末販売の効果があったことと、決算の場でも出ているが今までセカンドブランドがなかったことで取り込めなかったユーザ層を取り込めたのではないだろうか。
ahamoへの申し込みはこちらから。
ケータイwatchの記事によれば、決算発表の場でLINEMOのユーザ数について宮川潤一代表取締役社長が回答しており、その数は「50万にも満たない」そうだ。
3社の中では最近もいろいろサービスの変更を行っているが、出だしはスムーズとは言えないようだ。
一方でY! mobileのユーザ数は月額料金を1,000円切るように設定したので増えている。700万ユーザだ。楽天よりも多い。
ソフトバンクとしてはLINEMOのユーザ数増は減収の原因でしかないので、Y!mobileの方に力を入れているのだろう。
経営上メリットがあるかどうかが外部からではわからないが、LINEMOのユーザ獲得のため3GB 990円プランを開始した。
楽天モバイルよりも安いことで楽天へのけん制になると同時に、同様の価格帯にひしめくMVNOへのとどめにもなる。
3GBで1,000円を超える通信速度が遅いMVNOはより速いLINEMOを利用すればよい。MNPの敷居が低くなったこともあり、MVNOからLINEMOへの流出になるだろう。
そういうMVNOは淘汰される時代の始まりだ。
ニュースを見逃していたので気づいていなかったが、KDDIは7月末に決算発表をしており、その場でユーザ数は100万と答えている。
ケータイwatchの記事によれば、高橋誠代表取締役社長が回答している。
MNO3社のシェア順位に従って、ユーザを獲得しているようだ。しかしこれは他のMNOからの転入ではなく自社ブランド間の移動にすぎないように各社発表で見受けられる。
KDDIの決算で高橋社長が話しているが、サービス開始時はpovoへの流入が多かったが、最近は落ち着いてきたそうだ。
なにかインセンティブがなければ動かないユーザ層が残っているが、自主的に動くユーザはすでに動いており、これ以上の減益要因はないようにも思える。
おそらく低価格20GB料金プランは今後は落ち着いた1料金プランとして定着するも、積極的なサービス追加はしないだろう。
安価に使える限りは使い続けるが、何か問題があったら乗り換えることもあるのだろうな。現状は何も問題ない。
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