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当面変わらないと思っていた楽天モバイルのプランが1年でまた変わる。
しかも今回はビッグニュースをひきつれてきた。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
5月12日に新しい料金プランである、Rakuten 最強プランが発表された。6月1日から開始になる。
その概要は下記の通り。
楽天モバイルユーザにとってはいいことしかないこのプランの変更は、既存ユーザにも6月1日に適用される。
楽天モバイルの発表は上記のように事実と予定のみが語られており、こうなった背景が書かれていない。
背景はケータイWatchの記事に書かれている。三木谷氏の回答を引用する。
楽天が自社の回線を頑張ってきたことがあります。両者の間で経済合理性がある契約を、期間を少し伸ばしながらやったほうがお互いのためにとってプラスであろうというご英断を、KDDIにいただいたと思っています。
詳細は申し上げられませんが、このプランにしたことによる追加的な財務負担というものは基本的にはないと考えていただいていいかなと思います。
今回の業務提携では、いわゆる繁華街を中心とした東名阪エリアについてもプラチナバンドを使わせていただく。また、楽天からパートナー回線へ移るときは問題なかったのですが、戻るときに多少のラグが発生するようなことも技術的な協力によって解消されていきます。今後も発展的にいろいろできる可能性はあるかなと思います。
東名阪ではauのプラチナバンドを使えてなかったのか。知らなかった。
これが使えることと、楽天→au→楽天回線とローミングの切り替えが頻発すると切り替えが遅いという問題を聞いていた。これも解消するそうだ。
料金については本当に値上げしないのだろうか?
大きな業界的な流れということで言えば、海外ではある程度設備を共有していく流れがあります。大きなテレコム企業同士でも融通しあうということです。
ユニバーサルサービスという意味では、どこに行っても4Gや5Gが使えることは重要ですが、人口密度があまり高くないところに4本携帯のアンテナが立っているというのは、非効率的と言えば非効率的。
それが結局料金に反映されるわけですから、携帯業界のなかでも、戦う部分と協力する部分を今までと違った目線で考えていこうという「協調と競争」、このシフトが今起ころうとしているということ。これを、パートナー企業の方々も先見の明を持って見られているんではないかなと思っています。
銀行のATMでもメガバンク同士で相乗りが始まっている。携帯電話基地局でもドコモが他社に売り、共有する動きが出ている。基地局、もっと進めて電波をMNO間で共有し、ユーザにとっての利便性は下げず価格は下げる努力をする。
そういうことだろうか。
政府の働きかけと楽天モバイルの参入で携帯電話料金は下がってきている。下げ止まってしまっているが、反転して値上げしない状況を続けているのは素晴らしい。何年この均衡状態が続くかわからないが、楽天モバイルの動きはまだまだ目を離せないようだ。
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