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このところOpen AIに関するニュースが多い。先週はアルトマンCEOが訪日し、政府や企業との提携を発表したが、今度はAMDと提携したそうだ。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
Open AIはChat GPTを提供している。このサービスはクラウドの計算リソースで提供されているのだが、クラウドというところが微妙だ。
一般的なクラウドは主流がいまだCPU が計算リソースであり、オプションでGPUを使える。Open AIにとってはCPUはほんのちょっとでいいのだろう。
このため最近nVIDIAも言っているがAIインフラが必要になっている。サービス提供側に合わせるようにハードウェアベンダがAIインフラを定型的に提供できるようにしつつある。
Open AIはnVIDIAから投資してもらっているが、そのお金をそのままAMDに払って、AMDのGPUを使うのかもしれない。


Open AI AMD GPU AIインフラ 2510 出典:ブルームバーグ
発表によると、OpenAIは、今後数年にわたり合計6ギガワット規模のAMD製画像処理半導体(GPU)を導入する最終契約を締結した。
OpenAIは大規模データセンターを構築し、計算能力の拡充を進めている。テック業界は、膨大な電力を消費するAIツールへの急激な需要が今後も衰えないとみて、かつてない規模の賭けに出ている。
Open AIは資金を集めて、AIインフラに投資し、Chat GPTなどのAIサービスを快適に使えるように準備している。Googleなども同様に進めていると思うがあまり聞こえてこないのは商売のやり方がOpen AIはうまいからかな。
サム・アルトマンCEOは2カ月ほど前に、AIサービスに必要だと自身が考えるコンピューティング資源を確保するために、「兆単位」のインフラ投資を行う意向を示唆。この実現に向け、「新しいタイプの」金融手法の開発に同社として取り組んでいるとアルトマン氏は説明したが、詳細には触れなかった。
AMDのGPUはnVIDIAに比べると後れを取っている。性能面もあるがCUDAというドライバ層が手薄だったからだ。最近になってROCm7がリリースされ、いよいよWindowsでも使えるようになったときいている。そろそろDesk Mini X600でAIするかな。
AMDは今回の提携で得る資金でより開発に投資して性能を上げていくだろう。インテルは脱落していくと思うが、nVIDIA一強時代が終わるのか。興味深い。
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