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【Copilot+PC】マイクロソフトが新Surfaceを発表 あわせてOEMベンダも発売予定

 

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【Copilot+PC】マイクロソフトが新Surfaceを発表 あわせてOEMベンダも発売予定
 

マイクロソフトが事前に予告していた、Copilot機能を前面に押し出したCopilot+PCコンセプトを発表。実装したSurface Pro/Laptopを発表した。
Lenovo、DELL、HPなどトップOEMベンダからも新製品が発表された。
PC、周辺機器に関するニュースのまとめはこちら。

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マイクロソフトの発表

マイクロソフトからCopilot+PCが発表された。Copilotはご存じ、マイクロソフトが提供するAIサービスだ。検索サービスのbingやEdge、またWindowsでも実装されている。

Copilot+PC マイクロソフト

Copilot+PC マイクロソフト 出典:マイクロソフト 以下同じ

このCopilot機能を前面に打ち出したPCが登場した。Copilot+PCは以下の特徴を持つ。

  • Snapdragon X Eliteを搭載
    毎秒 40 兆回の高速演算が可能なNPUを搭載しAI処理をオフロード。またインテルではなくクアルコムのARMベースのSnapdragon シリーズなので低電力であり、長時間のバッテリ駆動を実現

    Copilot+PC NPU マイクロソフト

    Copilot+PC NPU マイクロソフト

  • AI機能によるアプリケーションのパワーアップ
    例えばイメージ図を描くとAIがリアルな絵に仕上げてくれる。WEB会議の話声を字幕に起こしてくれる。画像処理で各種フィルタを高速かつ豊富な機能で使える。

    Copilot+PC マイクロソフト AI機能

    Copilot+PC マイクロソフト AI機能

  • 回顧
    英語ではRecallと書かれていた。そのPCで表示されたコンテンツを検索する機能だ。(現在はプレビュー版)自然言語で検索することができるので、正確な名前を思い出せなくてもその画像を探し出すことができる。

機能についての補足は下記の通り。

Copilot+PC マイクロソフト 機能

Copilot+PC マイクロソフト 機能

Surface Pro/Laptop

Copilot+PCを搭載した最初のPCがマイクロソフトからリリースされる。

Surface Pro

Copilot+PC Surface Proマイクロソフト

Copilot+PC Surface Proマイクロソフト

通常モデルと有機ELモデルの2ラインが用意され、CPUは通常モデルはSnapdragon X Plus。有機ELモデルはSnapdragon X Eliteで構成される。
どちらもNPUを搭載。メモリ、ストレージは通常モデルがメモリ16GB、ストレージ 256/512GB。有機ELモデルはメモリ16/32GB、ストレージ 512GB/1TB。
ディスプレイ解像度は、13インチで2,880 x 1,920。リフレッシュレートは120Hz。Dolby Vision IQ,Gorilla Glass5に対応。
重さは895g。これなら軽くて持ち運べる。

バッテリはWEBブラウザの使用では10時間。後述のSurface Laptopよりは短い。
USB4を搭載。
ネットワークはWiFi7とBluetooth 5.4に対応。

Surface Laptop

Copilot+PC Surface Laptop マイクロソフト

Copilot+PC Surface Laptop マイクロソフト

13.8インチと15インチの2ラインが用意され、CPUは13.8インチはSnapdragon X PlusとElite。15インチはSnapdragon X Eliteで構成される。
どちらもNPUを搭載。メモリは16/32/64GBから選択。ストレージは256/512GB/1TBだ。
ディスプレイ解像度は、13.8インチは2,304 x 1,536、15インチは2,496 x 1,664と高精細。リフレッシュレートは120Hz。Dolby Vision IQ,Gorilla Glass5に対応。
重さは13.8インチが1.34kg、15インチは1.66kgとちょっと重い。

バッテリはWEBブラウザの使用では13.8インチは13時間、15インチは15時間。
どちらもUSB4を搭載。
ネットワークはWiFi7とBluetooth 5.4に対応。

OEMの発表

DELL、HP、Lenovo、Acer、ASUS、サムスンからPCのリリースについてコメントが出ている。にひんでの発売予定は不明だ。

まとめ

マイクロソフトはかなりのリソースを生成AIに傾けており、PCでの手軽なAI利用に進みだした。今はまだAIの処理の多くはクラウドで処理するものが多いが、NVidiaのGPUにより手軽にPCでAI処理ができるようになってきた。
しかしまだまだGPUは高価だ。CPU内蔵のNPUでGPUの代替が進むようになれば、すべてのPCで生成AIを利用できるようになるだろう。
もちろんGPUとNPUでは価格が異なるのでできることは最初は差があるだろう。しかし量産効果や競争により、NPUはどんどん強力になりいつの日かGPUを超える日が来るかもしれない。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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