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ライブ配信があって、auからも20GBの低価格プランが発表された。
ずっと使っている auについてのまとめはこちら。
配信はLINEで行われた。ソフトバンク傘下になるのにな、と思うが。
出典:KDDIライブ配信 以下同じ
20GB低価格の料金プラン含めて3つの発表があった。
その結果は下図のようになっている。
順番に見ていく。
ahamoから始まったMNO本体による20GBデータ容量の低価格新料金プラン。auからはpovoというブランドで
でることになった。
povoで提供されるサービスはMVNOではなくauでされる。これはもともと昨年秋に発表があった、春先に
MVNOサービスをネット専用で始めるといっていたものを方針変更したもののようだ。
当時はMVNOということだったので安くても遅いのでは受け入れられないだろうと思っていた。
povoはシンガポールのCIRCLES.LIFEとの提携に基づき、きめ細かいオプション設定を提供することで
台湾、オーストラリアで伸びているそうだ。
そして他社と比較して「さらに安い」2,480円で20GBまでのデータ容量を提供する。
ただし、この料金にはahamo、Softbank on LINEにはある、5分までの国内通話定額は含まれない。
このオプションが欲しい人は500円足すことで利用できる。
つまり、同じサービスにそろえると料金は3社横並びだ。
この点についてネットの反応は2つに割れているようだ。
これらの声は、結局個人個人で背景が異なるので、違う意見がでてくるのは当然だろう。画一的なサービスは
シンプルで良いが、その型にあっていない人は必ず出てくる。現行のオプション、値引きだらけの料金体系は
行き過ぎと思うが、ahamoなどのシンプル過ぎるのも1年程度でバリエーションがでてくるだろうと思っていた。
auは最初からバリエーションを許容するようにしたということだ。
ユニークと思ったものは、追加料金が必要であるが1日データ使い放題にできるサービスがでるそうだ。
その日だけ旅行するの旅行先でテザリングしたい、あるいは動画をみたいという要望に対していままでは
前月末までに料金プランを変更して対応が必要だった。かなりユーザから見ると使いづらかった。
これをユーザが思った時にオプションという形で追加料金が必要なものの柔軟に変更できるのはいい。
使えないと困るからずっと高額な最高のサービスを契約するという事をしなくてよくなる。毎月の料金は
かなり抑えることができるだろう。
次にauブランドで提供する、使い放題MAXプランだ。他社と同様に値下げをしてきている。
5G/4Gどちらでも6,580円で、通話定額は別途。データ利用量が3GB以下の月は1,500円を自動的に割り引く。
他社同様にauブランドは基本的な方針は変わらない。多数のオプションと家族割などの割引だ。
新料金でも家族割によって2人使用で500円、3人なら1,000円が毎月引かれる。
以前と変わったのは、最初の1年だけ、というような割引は無くなり、ここに書かれている料金に
なるという事だ。この点はわかりやすくなった。
KDDIの戦略として、auはデータ大容量、5Gなどの先端サービスとして、サブブランドのUQモバイルで
小中容量をサポートしていく戦略にシフトしていくのだろう。
大容量のユーザは単身、学生、会社員が想定されるが、小中容量は子供、高齢者、他にデータ通信の
手段を持つ人であろう。小中容量を使うユーザのほうが町中のショップを使う可能性がある。
auショップとUQモバイルのショップの数の差は比較するまでもないだろう。KDDI内にはいったことで
UQモバイルショップは無くなり、au/UQモバイルショップとしてまとめて扱っていくのだろうか。
そういう考えをする必要がありそうな発表だ。UQから3GB,15GB,25GBのデータ容量に対してMVNOを
意識した価格がでてきている。
3GBで比較すると、IIJmioでは音声通話ありのSIMなら3GBは1,600円。mineoなら1,510円だ。
UQはこれらより安い価格を出してきている。
25GBに至ってはIIJmioは相当するプランがない。mineoは30GBであるが6,510円だ。圧倒的に安い。
こうなると、MVNOを使う理由がなくなる。サブブランドはMVNOよりも通信速度が圧倒的に速い。
遅くて高いMVNOをつかう理由はなにもない。
従い、MVNO各社は更なる価格低下の必要性がある。どう出てくるか?今月あるいは2月には出てくるのだろう。
参考までに現行のプラントの比較がある。繰り越しができるという点も魅力だ。
長くなったのでこの発表を受けた3社の比較と自分の考えは別に書く。
サービス開始まであと1ヶ月ちょっと。さあどうなるのか?MNO戦国時代。
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