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auが始めて他のキャリアも提供している、端末の残価設定型の分割払いが静かに制度変更になった。
ずっと使っている auについてのまとめはこちら。
車で始まったこのタイプのローン。簡単にまとめれば、
別の見方をしたら、数年後に返却する前提でそれまでに減る価値をサブクスリプションとして毎月ローンの形で返済する、ということか。
auが最初に始めたと記憶している。
高価になったスマホを、ガラケー並みの毎月の分割料金で提供するには期間を延ばすしかない。
それまで2年が通常だったものを4年に延ばした。
しかし4年も端末を使い続ける人は、今はいると思うが当時は皆無に近かった。
このために編み出された技が、残価設定型のローンと、2年経過後に機種変更を必須とする契約だ。
2年経過すると、ユーザは選択肢を提供される。
どっちを選択するかはユーザ次第。
ただし、この制度の問題は、2年経過後に同じキャリアで機種変更をしない限り端末の残債を支払うしかないという契約だ。
これにより、同じキャリアで契約を続ける障壁ができることを公正取引委員会が問題視した。
指摘は、他のキャリアへの移動が容易にできないという点だった。
当時は違約金を払わないとMNPができないルールだった。しかしその後の政府からの強い規制撤廃の勧告が相次ぎ、MNPのための違約金がなくなり、いまはMNPをする障壁はほぼない。
そして回線契約がないユーザに対しても同じ価格で販売することになっている。WiFiで使うつもりのユーザがauショップでXperiaを買う事ができるようになった。(売ってくれる在庫があるかは別として)
そういう流れの中で、とうとう残価設定型ローンの機種変更の縛りがなくなった。
上の図とほぼ同じことを書いているが、上の図で赤線を引いた個所がなくなっている。
トクするプログラムが始まっている。
回線契約がないユーザの場合は、成人のみ利用できるそうだ。そのくらいの縛りは必要だろう。
持ち逃げされないようにするためにもキャリア側も担保が必要だ。信用機関に登録されるし、仮に踏み倒そうものなら数年は住宅ローンの申し込みもクレジットカード作成も通らなくなるだろう。
キャリアから自由に端末を買える選択肢が広がってはいるが、高級機が多いため高い。
毎月の費用を抑えるためにこういういろいろな手段がでてきている。
高すぎて買えないんだよな。今使っているXperia XZ3のように3万円を切る価格で売られれば飛びつくが、
あんな価格はもう出てこないだろう。
XZ3が老朽化したらpovoを何で使おうか。auでも安い端末を扱うようになったが、そうであればMVNOで回線契約して安く買うほうが
更にお得に見える。
そろそろXZ3の次を考え始めるか。
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