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CES2022で発表された製品(2) インテル第12世代CPUラインナップ拡充

 

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CES2022で発表された製品(2) インテル第12世代CPUラインナップ拡充

年始はPC、家電の見本市であるCES(Comsumer Electronics Show)がラスベガスで開催される。
自分で取材ができないので、メディアの記事を参考にまとめる。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。

インテルの発表

今回もPC watchの記事を参考に書く。

インテルは昨年秋に第12世代Coreを発表し、その性能から大人気になっている。品薄のDDR5メモリがさらに品薄になっている様相だ。
CES開催中に発表を予定していたようだが、コロナウィルスの感染拡大により急遽オンライン発表に切り替わったようだ。

CES2022 インテル 第12世代Core

CES2022 インテル 第12世代Core

デスクトップの自作PCユーザ向けCPUに続いて、ノートPC用などが発表された。

モバイル向け第12世代Core

第12世代Coreのモバイル向けCPUはH、P、Uで登場した。

CES2022 インテル 第12世代Core

CES2022 インテル 第12世代Core

Hは、ゲームPCなど高性能向け。12世代の特徴である、Pコア、Eコアの使い分けの配分をHシリーズではPコアが6つ、Eコアが8つで構成している。これにより性能は40%も向上するという。
Pは中間、Uは省電力モバイル向け。

SKUは多数あるので、H,P,Uシリーズの最上位のみ仕様を比較する。

i9-12900HK i7-1280P i7-1265U
コア数/スレッド数 14 / 20 14 / 20 10 / 12
Pコア数 6 6 2
Eコア数 8 8 8
Pコアベースクロック/最大クロック 2.5GHz / 5GHz 1.8GHz / 4.8GHz 1.1GHz / 4.7GHz
Eコアベースクロック/最大クロック 1.8GHz / 3.8GHz 1.3GHz / 3.6GHz 0.8GHz / 3.5GHz
キャッシュ容量 L3 24MB 24MB 12MB
TDP 45W 28W 9W
グラフィック 96EU 96EU 96EU

共通の主な仕様は下記のもの。

  • スレッドダイレクターによる、ワークロードを最適なコアに割り当て
  • DDR5 4800までのメモリ
  • DDR4 3200までのメモリ
  • PCIe/4.0 対応
  • PCIe/5.0対応
  • 複数の4Kディスプレイの表示
  • WiFi 6E
  • USB3.2 Gen2x2、Thunderbolt4対応

第12世代Coreの廉価版

デスクトップ向けの倍率アンロックのKシリーズに続いて、KなしのSKUが発表され、発売されている。

CES2022 インテル 第12世代Core

CES2022 インテル 第12世代Core

こちらも多数あるのでサンプリングして紹介するが、基本は倍率アンロックされたKと異なるのはロックされていることと考えていいだろう。

i9-12900 i7-12700 i5-12600 i3-12300
コア数/スレッド数 16 / 24 12 / 20 6 / 12 4 / 8
Pコア数 8 8 6 4
Eコア数 8 4 0 0
Pコアベースクロック/最大クロック 2.4GHz / 5GHz 2.1GHz / 4.8GHz 3.3GHz / 4.8GHz 3.5GHz / 4.4GHz
Eコアベースクロック/最大クロック 1.8GHz / 3.8GHz 1.6GHz / 3.6GHz
キャッシュ容量 L3 30MB 25MB 18MB 12MB
TDP 65W 60W
メモリ DDR5 4800/ DDR4 3200
グラフィックモデル/ユニット数 UHD 770/32 UHD730/ 24

すでに販売が開始されており、ソフマップなどで購入できる。

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第12世代Coreの廉価版とチップセット

チップセットの方は、先行しているZ690に続いて、H670、B660、H610が登場。
ラインナップは従来通りのでZを先頭にH,Bと機能が落ちていく。
Zシリーズ以外は倍率ロックになる。

代表的なものは下記のものかな。

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自作ユーザは通常はHやBは使わないのでZのほうが多い。Z690のマザーボードは出て暫くたっているが、紹介していないので現状を調べて書いておこうと思っている。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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