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ChromeOSの兄弟OSが正式にGAされた。
PC、周辺機器に関するニュースのまとめはこちら。
以前の記事はこちら。
かいつまんでいえば、Googleが数年前にCloudReadyを開発していたNeverware社を買収していた。
同社はChrome OS(正確にはChromium OS)を使ってCloudReadyを提供していた。ChromeOS FlexはCloudReadyの名称を変えたものだ。
自分も昔のPCで試している。
ChromeOS Flexは新品で売られているChromebookとは異なり、古いWindowsPCに対してOSをインストールすることでChromebook相当の機能を提供する。
ちょっと前では、32ビットOSの提供が終わったことで、多くのCore Duo以前のCPUを搭載するPCの行き場所がなくなった。
CouldReadyはそういうPCを再生するOSであったが、今はもう入手できない。
Windows11はインテルなら第7世代Core iプロセッサ、AMDは第2世代Ryzen以降が対象なので、無料アップデート期間が終わるころから「OS更新できないPC」が大量に出てくる。
そんなPCでもLinuxやChromeOSは使える。Googleはそこに目をつけてChromeOSのシェア拡大を考えているのだろう。
なお、PCと書いているがMacも対象だ。
下記ページに行き、ChromeOS Flexを試す と書かれたボタンをクリックする。
表示されるページの上に「こちら」と書かれているリンクがあるのでクリックする。
インストールに関する説明が書かれている。
正常にインストールできれば次回からの電源ONではChromeOS Flexの画面を見ることになる。
不幸にして問題があって正常にインストールできなくても、もう以前のOSは消えているので戻すことはできない。
(注意)
以前の情報だが、ChromeOS Flexは下記スペックが必要。2月の記事からの引用なので、現在は変わっているかもしれない。
- 64ビットCPU
- 16GB以上のストレージ
- USBブート可能
- 2010年以前の製造のものは遅いなど問題がありそう。
ChromeOS Flexは基本的にChromeOSと同じと考えてよいだろう。つまりできることはオフラインの操作ではなく、オンラインでの利用を前提とする。
オフィスアプリも互換性のあるものが用意されるが、Excelなどマイクロソフトのものそのものではないので一部の機能は利用できないと想定される。
Androidのアプリが使えたように思うがこの場合は10インチ未満ならライセンスなしで編集ができる。そうでなければMicrosoft 365のライセンスを持っていないと閲覧しかできない。
OSのサポートがされないということは十分に使ってきたPCといえる。買い替え時とあきらめて新調するほうがいろいろストレスなく使えると思うが、例えば子供に与えるPCが欲しい、という場合にはいいかもしれない。長くは使えない前提になるが。
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