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大人気のASRock製の中型ベアボーンキットが更新された。ASRock DeskMeet X600は、AMD X600チップ搭載でRyzen8000/7000を使用できる。
DeskMini X600と一緒にCESで発表されたが、日本での販売開始が間近のようだ。
PC、周辺機器に関するニュースのまとめはこちら。
小型のDeskMiniの容量が1Lの牛乳紙パック2つ分程度であるが、DeskMeetはもうちょっと大きい。容量が8Lなので、牛乳の紙パックなら8つ分になる。
DeskMiniの4台分だ。
ASRockのベアボーンで人気があるのはDeskMiniとDeskMeetだ。拡張性がなくてもいいのでとにかく小さいものが欲しい人はDeskMini、多少は拡張性が欲しい、できればグラボを使いたい人にはDeskMeetがお勧めだ。
ベアボーンなので、CPU、メモリ、ストレージを買えばPCを構成できる。ケースとマザボ、電源の一体製品だ。
他にはディスプレイ、キーボード、マウスとOSがあれば普通に使える。
DeskMini X600の記事の最後に書いていた。年始のCESでASRockが出店していたそうだ。
この時点ではソケットAM5対応でGPU内蔵のCPUがなかったので、販売時期が見えなかったようだが、Ryzen8000Gシリーズが販売され、この辺りの制約が徐々になくなっている。
一方でDeskMeetはグラボの設置が可能なので、Ryzen8000Gを待たなくてもGPU非内蔵のRyzen7000でも使える。従い製品としてのテストは先行してできただろうから、日本のASRockサイトに掲載されたのだろう。
では詳細を見ていこう。
いくつか特徴があるが、DeskMiniにはなくDeskMeetにあるものは、大きなケースゆえにグラボを搭載できることだろう。
20cmまでのデュアルスロットのグラボを設置できるスロットがある。20cmというとやや小さめのものになるのでどれでもいいというわけではないが、DeskMiniには設置すらできない。ゲーム、AIに使いたい人にはDeskMeetがいいだろう。
なお電源は500Wなのでこの点もグラボの選択に注意が必要。
CPU内蔵のGPUの場合は、本体背面の3つのコネクタからディスプレイにつなぐことが可能だ。ディスプレイポートが2つ、HDMIが1つだ。
他には、
インタフェースは下図のとおり。2.5Gbpsの有線LAN、前面にUSB-C(3.2 Gen1)がある。
WEBに掲載されている仕様を引用する。
ケースなどもすべて自分で情報収集してくみ上げられる人には、ベアボーンは魅力的に見えないかもしれない。
しかし自作PCに足を踏み出した初心者にはいいだろう。
まだ、価格も出ていないし、ECサイトにも掲載されてない。価格がわかったら改めてお知らせする。
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