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7月に予告されていた、Desk Mini X600/USB4が日本で発売される。要望が高かったUSB4に対応し、9月12日に発売開始。
PC、周辺機器に関するニュースのまとめはこちら。
前回の記事はこちら
インテルCPU用のB860はまだ未定のようだが、AMD用のX600/USB4が発売開始をアナウンスされた。


ASROCK DeskMini X600/USB4 出典CFD
販売会社の1つのCFDにページが掲載されている。
エルミタージュ秋葉原によれば、発売は9月12日とのこと。
前回の記事から引用する。
昨年正月のCESあたりで発表されたAMD Ryzen対応のDesk Mini X600のマイナーチェンジ版だ。発売された頃、X上でASRockの中の方に質問する投稿があり、趣旨はUSB-CがあるのだからDisplay Port Alt Modeになぜ対応しないかというものだった。
中の人の回答はコストが上がるからということだった。
しかし当時から3画面表示できるとはいえ1つはD-SUBコネクタであり、今時利用率は非常に低い。ほぼ皆無だろう。
従いコストアップであってもUSB-Cによるディスプレイ表示に対応するようにしたようだ。


Desk Mini X600/USB4 ASRock 2507


Desk Mini X600/USB4 ASRock 2507
基本仕様はX600と変わらず、違いはD-SUBをなくし、その場所にUSB-4コネクタが付いた。
HDMI、Display Portに加えてUSB-Cで同時3画面表示ができる。


Desk Mini X600/USB4 ASRock 2507
またUSB-4はThunderbolt4同様に40Gbpsの通信速度に対応する、こちらも対応する機器はあまりなく、高価だ。
では仕様を見ていこう。今回の②機種を比較する。
モデル名 | DESKMINI X600/USB4 | DESKMINI B860 |
|---|---|---|
メーカ | ASRock | ASRock |
CPUソケット | Ryzen 9000/8000/7000 TDP 65Wまで | Core Ultra プロセッサーs (Series 2) TDP 65Wまで |
CPUクーラー | 高さ47mmまで | 高さ47mmまで |
チップセット | X600 | B860 |
メモリ | DDR5-6400+ SO-DIMMx2 最大128GBまで搭載可能 | DDR5-6400+/5600+ SO-DIMMx2 最大128GBまで搭載可能 |
オーディオ | Realtek ALC269 | Realtek ALC269 |
有線LAN | 2.5Gbps | 2.5Gbps |
無線LAN | M,2スロットを用意 | M,2スロットを用意 |
拡張スロット | なし | なし |
ストレージ | NVMe Gen5 (type 2280) NVMe Gen4 (type 2280) SATA 2.5インチドライブ×2 | NVMe Gen5 (type 2280) NVMe Gen4 (type 2280) SATA 2.5インチドライブ×2 |
ディスプレイ出力 | HDMI2.1 (4K@120Hz) DisplayPort 1.4 (4K@120Hz) USB4 x 1 同時3画面 | HDMI2.1 (4K@120Hz) DisplayPort 1.4 x2 (8K@60Hz/ 4K@120Hz) Thunderbolt4 x 1 同時4画面 |
フロントI/O | マイク入力 USB 3.2 Gen1 Type-C ポート USB 3.2 Gen1 Type-A ポート マイクジャックのあるヘッドフォン | マイク入力 USB 3.2 Gen2x2 Type-C ポート USB 3.2 Gen1 Type-A ポート マイクジャックのあるヘッドフォン |
リア I/O | USB4 x1 USB 3.2 Gen1 Type-A ポート ×2 | Thunderbolt x 1 USB 3.2 Gen1 Type-A ポート ×2 |
大きさ | 155 x 155 x 80 mm | 155 x 155 x 80 mm |
モデル名 | DESKMINI X600/USB4 |
|---|---|
メーカ | ASRock |
CPUソケット | Ryzen 9000/8000/7000 TDP 65Wまで |
CPUクーラー | 高さ47mmまで |
チップセット | X600 |
メモリ | DDR5-6400+ SO-DIMMx2 最大128GBまで搭載可能 |
オーディオ | Realtek ALC269 |
有線LAN | 2.5Gbps |
無線LAN | M,2スロットを用意 |
拡張スロット | なし |
ストレージ | NVMe Gen5 (type 2280) NVMe Gen4 (type 2280) SATA 2.5インチドライブ×2 |
ディスプレイ出力 | HDMI2.1 (4K@120Hz) DisplayPort 1.4 (4K@120Hz) USB4 x 1 同時3画面 |
フロントI/O | マイク入力 USB 3.2 Gen1 Type-C ポート USB 3.2 Gen1 Type-A ポート マイクジャックのあるヘッドフォン |
リア I/O | USB4 x1 USB 3.2 Gen1 Type-A ポート ×2 |
大きさ | 155 x 155 x 80 mm |
モデル名 | DESKMINI B860 |
|---|---|
メーカ | ASRock |
CPUソケット | Core Ultra プロセッサーs (Series 2) TDP 65Wまで |
CPUクーラー | 高さ47mmまで |
チップセット | B860 |
メモリ | DDR5-6400+/5600+ SO-DIMMx2 最大128GBまで搭載可能 |
オーディオ | Realtek ALC269 |
有線LAN | 2.5Gbps |
無線LAN | M,2スロットを用意 |
拡張スロット | なし |
ストレージ | NVMe Gen5 (type 2280) NVMe Gen4 (type 2280) SATA 2.5インチドライブ×2 |
ディスプレイ出力 | HDMI2.1 (4K@120Hz) DisplayPort 1.4 x2 (8K@60Hz/ 4K@120Hz) Thunderbolt4 x 1 同時4画面 |
フロントI/O | マイク入力 USB 3.2 Gen2x2 Type-C ポート USB 3.2 Gen1 Type-A ポート マイクジャックのあるヘッドフォン |
リア I/O | Thunderbolt x 1 USB 3.2 Gen1 Type-A ポート ×2 |
大きさ | 155 x 155 x 80 mm |
発表だけなので国内の価格は不明。
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グラボを用意しない、ゲーム用途でない人にはいいだろう。騒音は意外と大きくないが、熱を帯びるとファンの音が気になる。事務用にディスプレイの横にちょこんと置くのがいいだろう。
予備のキーボード、マウス、ディスプレイを多数持つ諸兄なら、このベアボーンとCPU、メモリ、ストレージの購入で1つできてしまう。
小さいボディなのでストレージサーバには向かないが、オフィス製品や画像編集など通常の用途なら大丈夫だろう。
Gen5のSSDも載るので大丈夫。たいていのことには使えそうだ。
このベアボーンPCに合いそうなものを見繕う。ベアボーンと合わせて10万円程度で買える。
Ryzen 8500G。これは自分も使っている。
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DDR5-5600 SO-DIMM 16GBx2くらいでいいだろう。例えばCrucialのCT16G56C46S5。
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Gen4のNVMe SSD を1TBくらいでいいか。必要に応じて、2.5インチSATAのSSDを増設すればいい。
実際に使っている、WD BlueラインのWD Blue SN5000 NVMe WDS100T4B0Eくらいでいいかな。
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昨年構築したDesk Mini X600のまとめはこちら。
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