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【ドコモ】ポイ活プラン 4月1日スタート 4社そろった金融との融合サービスを比較

 

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【ドコモ】ポイ活プラン 4月1日スタート 4社そろった金融との融合サービスを比較
   

ドコモからもとうとうポイ活プランが搭乗する。4月1日からahamoで開始。
オプション費用がかかるが、他でのQRコード決済にポイント増量し、実質の月額基本料がほぼ無料になる。
ドコモについてのまとめはこちら。

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この記事のポイント

  • ドコモが4月からポイ活プランを開始
  • その内容はd払い決済でポイント増量する、ソフトバンクと同じ方式
  • 自分のライフスタイルにあうかよく検討することが重要

 

ドコモの発表

NTTドコモは4月1日からポイ活プランを開始すると発表した。まず最初にahamoで開始し、夏以降にeximoでも始める。

ドコモ ポイ活プラン

ドコモ ポイ活プラン 出典:ドコモ 以下同じ

簡単に言えば、従来のプランにポイ活オプションをつけると、d払いでのポイント還元が増える。
最大で得られぽポイントは4,000円相当。これを基本料金に充当することで実質2,750円にすることができる。

ドコモ ポイ活プラン 月額料金

ドコモ ポイ活プラン 月額料金

ahamoのWEBサイトでは下図のような情報が掲載されいる。

ドコモ ポイ活プラン ahamo

ドコモ ポイ活プラン 出典:ahamo

4社の比較

前回、ソフトバンクのペイトク開始時に比較した3社にドコモを加えて、4社で比較した。


サービス名称
ポイ活プランペイトク無制限マネ活最強


提供企業
ドコモ(ahamo)ソフトバンクKDDI(au)楽天モバイル

データ容量
100GB無制限無制限無制限

テザリング、データシェア上限
100GB50GB30GBなし

国内通話
5分まで定額22円/30秒22円/30秒無料(アプリ)


月額料金(A)
7,1509,6257,2383,278

家族割(B)
0-1,21000

光セット割( C)
0-1,100-1,1000

クレカ割(D)
0-187-3000

銀行還元( E)
00-5000

月額料金(A+B+C+D+E)
7,1507,1285,3383,278

ポイント還元( F)
4,0004,000530

通信料以外の
買い物代金
40,00040,00000


実質月額料金
(A+B+C+D-E-F)
2,7503,1285,2853,278

ポイント還元
d払いで3%還元auPAY カードで
10%還元
SPUで+4倍

クレジットカード年会費
0000

年間実質費用
33,000 37,536 63,415 39,336

年間支払い額
565,800565,53664,05639,336

サービス名称
ポイ活プラン


提供企業
ドコモ(ahamo)

データ容量
100GB

テザリング、データシェア上限
100GB

国内通話
5分まで定額


月額料金(A)
7,150

家族割(B)
0

光セット割( C)
0

クレカ割(D)
0

銀行還元( E)
0

月額料金(A+B+C+D+E)
7,150

ポイント還元( F)
4,000

通信料以外の
買い物代金
40,000


実質月額料金
(A+B+C+D-E-F)
2,750

ポイント還元
d払いで3%還元

クレジットカード年会費
0

年間実質費用
33,000

年間支払い額
565,800

サービス名称
ペイトク無制限


提供企業
ソフトバンク

データ容量
無制限

テザリング、データシェア上限
50GB

国内通話
22円/30秒


月額料金(A)
9,625

家族割(B)
-1,210

光セット割( C)
-1,100

クレカ割(D)
-187

銀行還元( E)
0

月額料金(A+B+C+D+E)
7,128

ポイント還元( F)
4,000

通信料以外の
買い物代金
40,000


実質月額料金
(A+B+C+D-E-F)
3,128

ポイント還元

クレジットカード年会費
0

年間実質費用
37,536

年間支払い額
565,536

サービス名称
マネ活


提供企業
KDDI(au)

データ容量
無制限

テザリング、データシェア上限
30GB

国内通話
22円/30秒


月額料金(A)
7,238

家族割(B)
0

光セット割( C)
-1,100

クレカ割(D)
-300

銀行還元( E)
-500

月額料金(A+B+C+D+E)
5,338

ポイント還元( F)
53

通信料以外の
買い物代金
0


実質月額料金
(A+B+C+D-E-F)
5,285

ポイント還元
auPAY カードで
10%還元

クレジットカード年会費
0

年間実質費用
63,415

年間支払い額
64,056

サービス名称
最強


提供企業
楽天モバイル

データ容量
無制限

テザリング、データシェア上限
なし

国内通話
無料(アプリ)


月額料金(A)
3,278

家族割(B)
0

光セット割( C)
0

クレカ割(D)
0

銀行還元( E)
0

月額料金(A+B+C+D+E)
3,278

ポイント還元( F)
0

通信料以外の
買い物代金
0


実質月額料金
(A+B+C+D-E-F)
3,278

ポイント還元
SPUで+4倍

クレジットカード年会費
0

年間実質費用
39,336

年間支払い額
39,336

4社のサービスの比較

眺めてみると右の2社と左の2社は傾向が異なる。
右のドコモ、ソフトバンクはQRコード決済を利用することで、そのポイントによって携帯電話の月額基本料金を安くする方法だ。
その前提は携帯電話料金以外の商品やサービスを購入して最大4万円分購入で最大4,000円の月額基本料金を下げる。ドコモでいえば月額基本料金は実質2,750円になるかもしれないが、そのためにはドコモに7,150円、他の商品やサービスに4万円、合計47,150円を支払う必要がある。4万円の商品やサービスは例えば食料、日用品、趣味のものの購入などで、消えてなくなるわけではない。買う予定があるものをd払いで払うことができれば、月額基本料金が安くなるということだ。
しかし、そもそも携帯電話料金以外にお金を使わない、あるいは使ってもd払いは使えない場合はこの前提は成立しないことに注意だ。

その点ソフトバンクのペイトクはもう少し状況がましだ。ほぼ同じ仕組みであるが、PayPay利用になるのでd払いよりは使える店が多い。4万円を使う予定があればPayPayで支払うことができそうだ。

一方で右の2社、auと楽天はQRコード決済との連携ではなく、携帯電話を使っていることでほかのサービスにメリットがある方法だ。
このため月額料金は基本的には安くならない。ソフトバンクとauは家族やほかの通信サービスの利用で携帯電話料金を割り引いているが、これは昔からある方法だ。
auは、auじぶん銀行と連携していればauPAY残高に300円、通信料金の引き落としにauじぶん銀行を利用するとauPAY残高に200円が付与される。普通預金の金利も上がる。というように、auPAYのQRコード決済の利用縛りはない。従いドコモ、ソフトバンクのように毎月4万円の携帯電話料金以外の支払いは発生しないが、割引額も大したことはない。

楽天モバイルはauとも異なり、契約しているだけで楽天市場での購入時のポイントが常に+4倍になる。通常は1%なので5%になる。
これにセール時期のポイント増量があると大きなポイントになって返ってくる。

このようにドコモのポイ活プランはソフトバンクのペイトクプランにぶつけてきたものと思われるが、他の2社は微妙に訴求点がずれているので競合にならないだろう。ドコモとソフトバンクの血みどろの戦いのようだ。

どのプランをえらべばいい?

ドコモとソフトバンクのプランについては、携帯電話以外の支払い4万円/月を確実にこなせるかがポイントだ。社会人や学生の一人暮らしなら月4万円は余裕でクリアできるだろう。実家暮らしになると支払い用途が自分が使うものに限られるので、4万円をクリアするか慎重に確認したほうがよさそうだ。
次に4万円をクリアしても支払方法がd払い、あるいはPayPayに限定されているのでその方法で決済できるかの確認も必要だ。特に上述のようにPayPayは数多くの店で採用されているが、d払いが対応しているかは要確認だ。

他にも気にしなければならない点がある。ドコモはahamoなので、4社で唯一データ量に100GBと制限がある。100GBなら無制限に等しい気もするが念のため。

上記の2社のプランでは割に合わないと判断したらauでも楽天でもいいだろう。楽天市場をよく使い、楽天の圏外でなければ楽天の方が良いと思われる。auは金融機関がau関連に限定されているので、使い勝手がいまいちだからだ。
月に1,000円程度で持てるので、楽天をサブ回線として契約して、多くもらえるポイントで月額基本料を安くしてしまう方法もある。この辺りは使う人の事情によるので断定はできないかな。自分は月3GBまでのデータ量を使いつつ、ポイントの増量で得している。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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