【インテル】ドイツ法廷がインテルの一部チップへの特許侵害を認定
最終更新:2024年3月26日
投稿:2024年2月16日
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インテルの一部のチップが、他社の特許を侵害しているとドイツの法廷で判決が下りた。
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ロイターの報道
ロイターによれば、ドイツ法廷がインテルの一部のチップセットに他社の特許の侵害を認定し、販売を禁止した。
インテル チップセット 他社特許侵害 出典:ロイター
R2セミコンダクタという会社の電圧制御に関する特許を侵害し、
他の記事によれば以下のチップセットが問題という。
- 第10世代Coreプロセッサ Ice Lake
- 第11世代Coreプロセッサ Tiger Lake
- 第12世代Coreプロセッサ Alder Lake
- 第3世代Xeon Ice Lake-SP
なお、USではインテルが勝訴している。ドイツでは販売できない状況になった。
最近のインテル
最近のインテルはまた元気がなくなったようだ。決算も悪かった。
第11世代のCore までは全く元気がない数年で、PCではAMDがシェアを逆転するようなこともあった。
しかしCEOが代わり、また新しいアーキテクチャの第12世代Coreが出て盛り返す、と思っていた。
今はAI機能を持つチップ開発が各社の今後を決める。NNVidiaが先行しているがAMDもやっている。インテルはCore UltraでAI機能も提供するとしているが、世間で画期的というような評判は聞かない。AMDに大きな差をつけたという話はこの数年聞かない。
NANDもNUCも売却したインテルはもうCPUぐらいしか売るものがない。背水の陣だ。
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。