今年の春はアップルからiPhoneSE3が登場　3月18日発売

最終更新：2023年1月21日
投稿：2022年3月10日

もう皆知っている話ではあるが、アップルから春は入れ代わり立ち代わりの製品が出る。
今年はスマートフォン、iPhone SE3が発表された。
iPhone SEのまとめはこちら。

IrvineのもっとPC自作日記

2021.11.22

アップルウォッチのために購入したiPhone SE(第2世代)

https://irvinejp.net/pcdiy/smartphone_summary/iphone-se/

アップルウォッチで健康管理しよう。アップルウォッチは高機能なので使おうと思ったが、なんとiPhoneがないと設定すらできない。しかたないので購入したiPhone SE。SIMなしで利用中。

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この記事のポイント

2年ぶりに更新されたSEは5Gに対応
SoCをiPhone13と同じA15に更新し、性能は問題なし
64GBで57,800円とSE2と比べて10%以上の値上げを妥当とみるか。、高いとみるか

発表内容

2年前に続いて小さめなiPhoneが今回も出てきた。

IrvineのもっとPC自作日記

2020.04.17

iPhone SE(2020)登場

https://irvinejp.net/pcdiy/iphone-se2020_released/

噂通りアップルからiPhoneSEが登場した。予約注文は17日21時開始。iPhoneSEの製品概要iPhoneSEは高級路線に傾いたX以降のiPhoneに対して、廉価版のラインナップとして登場した。今となっては5インチ未満の画面を持つスマホは小型と分類される。iPhone8がその最後の機種で、以後は6インチ前後の端末が主流となった。これはAndroidも同様だ。しかし高機能になるがために高価格になり、買い替えの頻度がどんどん下がっていく。そうでなくても機能の進化が飽和してきており、かつては毎年買い替えてもいいくらいの進化のスピードだったスマ...

メインストリームのiPhone13と異なり、便利な指紋認証を提供するTouch IDも健在。(PRODUCT) RED、スターライト、ミッドナイトの3色展開。

iPhoneSE3 発表　出典:アップル　以下同じ

仕様

１　カメラ

レンズは広角12Mピクセル、f/1.8を搭載。またSoCのA15により、スマートHDR4、フォトグラフスタイル、Deep Fusion、ポートレートモードなども利用できる。
スマートHDR4はiPhone13でも使えるが、色、コントラストを調整して、被写体の顔を適切な明るさにすることができる。通常なら多数の人が映っていると顔の明るさは、異なるものだが一人ひとり調整される。

２　5G対応

2年前のiPhone SE2は当然LTEだったが、今回のSE3は5G対応だ。2022年に出る機種でLTEしか対応しないものはほぼ皆無になるだろう。
5GによりWiFiではなくモバイル通信でもHD画質でFace Timeを使えるようになる。(パケット使用量は不明だが)

また現在のように5Gがまだ全国展開が終わっていない状況では、5Gで通信していても移動することで圏外になり、LTEにフォールダウンすることもある。フォールダウンによりバッテリ消費が多くなるので、これを回避するスマートデータモードが用意される。

仕様比較

iPhone SE2と比較してみる。

	iPhoneSE3(2022)	iPhoneSE2(2020)
OS	iOS15	iOS13
SoC	A15 Bionic	A13 Bionic
メモリ	非公開
ストレージ	64GB,128GB,256GB
大きさ	138.4 x 67.3 x 7.3 mm 144g	138.4 x 67.3 x 7.3 mm 148g
ディスプレイ	4.7インチ IPS液晶 1,334 × 750ドット
通信方式	5G: n1/ n2/n3/ n5/ n7/ n8/ n12/ n20/ n25/ n28/ n30/ n38/ n40/ n41/ n48/ n66/ n77/ n78/ n79 LTE:B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B11/ B12/ B13/ B17/ B18/ B19/ B20/ B21/ B25/ B26/ B28/ B30/ B32/ B34/ B38/ B39/ B40/ B41/ B42/ B46/ B48/ B66 3G:不明 2G:不明	LTE: B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B11/ B12/ B13/ B17/ B18/ B19/ B20/ B21/ B25/ B26/ B28/ B30/ B32/ B34/ B38/ B39/ B40/ B41/ B42/ B46/ B48/ B66 3G:850/ 900/ 1,700/ 2,100/ 1,900/ 2,100MHz 2G: 850、900、1,800、1,900MHz
SIMスロット数	1+eSIM
WiFi方式	WiFi6、Bluetooth 5.0
カメラ性能	背面：広角1,200万画素(f/1.8) 前面：700万画素(f/2.2)
バッテリ	不明
その他	Lightning、Felica/NFC、IP67、指紋認証、ワイヤレス充電
価格	64GB: 57,800円、 128GB: 63,800円、 256GB:76,800円	64GB: 49,280円、 128GB: 54,780円、 256GB:66,880円

まとめ

5G対応した廉価版iPhoneの需要はあるだろう。需要があるからリリースされる。
特に画面サイズの大きい本流はTouch IDがないので、指紋認証のほうが良いというユーザには他に選択肢がない。
安く便利に使いたい人にはまだまだ選択肢として有望だ。

iPhone SE2は早々と売り切れになりそうだ。欲しい人は早めに入手を。

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著者プロフィール

irvine

　ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
　仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
　自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
　新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー（自腹購入、ご依頼）と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
　2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。