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毎年恒例 アップルから今年のiPhone 12が登場 発売間近

 

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毎年恒例 アップルから今年のiPhone 12が登場 発売間近
 

もう皆知っている話しではあるが、アップルから例年よりちょっと遅れて
今年のスマートフォン、iPhone12が発表された。
元祖スマホ、iPhoneのまとめはこちら。

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発表内容

ここ数年は2機種、3機種の発表が多かったが、今回は4機種になっている。
値段で並べるとこうだ。
iPhone12 mini
iPhone12
iPhone12 Pro
iPhone12 Pro MAX

色は機種によるがホワイト、ブラック、ブルー、グリーン、(PRODUCT)REDの5色。

iphone12

iphone12

出典:アップルWEBサイト 以下同じ

共通の仕様

1.5G対応

出遅れていた5Gにやっと対応した。日本では2020年から開始だが、グローバルでは2019年から
開始していく国がある。1年遅れという、アップルとしては屈辱的な状況にやっと追いつけた。

iphone12

iphone12

5Gが遅れた理由はチップセット開発の遅れで、インテルと協業したチップが頓挫し、
たしかブロードコムに泣きついたのであった。それまでブロードコムとは仲が悪かったが和解して
チップ供給してもらったのだろう。
何はともあれ、5GがないからとAndroidに流れていく客を引き留めることができるようになった。

上の画像は5Gの用途として、映画のダウンロードが速くできる、というものだ。今のところでは
5Gの大容量、高速回線の使い道は其のくらいしかないという事だろう。急いで5Gに移行する
必要性を感じてないし、わが家はまだ5Gサービスの外だ。

ほかの通信機能としては、iPhone11からのWifi6(ax)対応、Bluetoothは5でeSIM内蔵により
デュアルSIMになっている。

2.カメラ性能

今回もカメラ性能を上げてきている。まずは自撮り用のカメラでも夜景、夜間の撮影できれいに
映るようになった。

そして、注目するのは、Apple Pro RAW。(Pro, Pro MAXのみ)

iphone12

iphone12

デジタル一眼カメラはたいていJPEGではなくRAWモードという生の撮影情報を書き出せる機能がある。
これはなにかというと、JPEGは基本的にデータ量の増大を抑えるために画像情報を切り捨てているので
撮影した風景とは異なる写真になってしまうのだ。プロはこういうのを許せない。
このため、CCDが収集した情報を生のまま、画像フォーマットでいうとWindowsのBMP相当だろうか、
このままデータを記録することができる。このデータを専用のソフト(今でも現像というのだが)
で写真データに変換することができる。
デジタル一眼カメラではかなり前から提供されていたが、とうとうスマホも同様のものが
提供されるようになった。

3.Dolby Vision対応

静止画だけでなく動画も強化されている。なんとDolby Visionに対応し、プロレベルの撮影、編集が
可能だ。撮影データをMacで編集することもできるようになる。(年内対応予定)
これをやっているスマホは他に聞いていない。ほしい人にはたまらない機能だ。

iphone12

iphone12

4.オプションのMagSafe

アップルが純正のスマホケースを出してきた。驚きだ。

iphone12

iphone12

Jobsが生きていたら絶対に許さなかったであろう、スマホのケース。
Jobsが言うには、スマホについた傷も味わいだ、だからケースは邪道だという趣旨だったと思う。
しかしだ。スマホを落としてガラスが割れたという話しはいくらでも聞く。高価なスマホを
ケースなしで使うことは自分には考えられない。

時代の変化だろうか。アップルがケースを作り販売するようになった。
注目するのはアップル自身の作成なのでぴったりのサイズであることと、マグネットでカード入れも
ピタッと張りつくことだ。カード入れを外して無線充電器を持ってくるとこれもピタっと
くっつく。無線充電器は位置をしっかり調整しないと充電ができなかったり時間がかかるので、
これはいい考えだ。

では、それぞれ詳細を見て行こう。

iPhone12 mini

iPhone12世代の小型版という位置づけ。SoCなどは上位機種と同じだが、大きな特徴はそのサイズ。
画面サイズが5.4インチで、大型化する前のiPhone8までのものと同じ流れだ。
小さいスマホが欲しいという人には満足いくだろう。

iphone12 mini

iphone12 mini

SoCは他と同じA14、カメラは2眼。重さは133g。
11月6日から予約受付。13日から販売。

iPhone12

画面は6.1インチ有機ELで現在の標準的なスマホの大きさだ。
ストレージは64GB/128GB/256GBと揃えている。

SoCはA14、カメラは2眼。重さは162g。
すでに予約受付中。23日から販売。

iPhone12 Pro/ Pro MAX

iphone12

iphone12

ここからの2機種はカメラ性能を良くしたものだ。普通のユーザはiPhone12かminiで十分だろう。
iPhone11の様に3眼カメラを用意し、iPad Proにも搭載したLiDARによる距離測定も備える。
LiDARはNASAにより火星の探査機にも搭載されている機能だ。これはARアプリに使える。
上記のApple Pro RAWに対応する。

iphone12

iphone12

2機種の差は画面サイズくらいか。Proが6.1インチ、Pro MAXが6.7インチの有機ELだ。
Proが187g、Pro MAXが226gでかなり大きく重い部類だ。
Proはすでに予約受付中。23日から販売。
Pro MAXは11月6日から予約受付。13日から販売。

感想

順当に進化した5G対応のiPhone。
5Gは他社との競争に必要なパーツであって、アップルがやりたかったものではなさそうだ。
本当にやりたかったのは、カメラ、撮影に関する機能だろう。Dolby Visonの撮影がすべての
モデルでできること、夜間撮影が進化したこと、またProとPro MAXだけだがApple Pro RAWに
対応し、いよいよデジカメがいらなくなる時代にまた一歩進んでいることだ。

いくらスマホが進んでもレンズサイズ、CCDサイズで勝るデジタル一眼の需要がなくなることは
ないと思うが、一般ユーザがデジタル一眼を買う事は無くなっていく。
需要が残るのはプロ用途だけだ。これではカメラメーカの供給は難しい。
カメラメーカの今後の生きのこりはかなり過酷な道になりそうだ。

一方で今回の機種を提供するキャリアに楽天は入らなかった。他の3社はノルマの販売台数を
こなせるが楽天は無理で契約できなかったか、あるいは楽天は(疑義があるが)SIMフリーなので
アップルから買えばよいという事か。
iPhone販売でソフトバンクが躍進し、ドコモも最終的に参入するしかなかったという歴史から
考えるに、楽天が飛躍するにはiPhone販売が必須だろう。今後に注目だ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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