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MVNOの古参である日本通信から、ドコモ網を使った通話かけ放題な
うえにデータ容量3GBの新しいプランが登場。
MNO(キャリア)、MVNO、SIMフリーのまとめはこちら。
ウィルコムからPHS回線を借りて開始したMVNO事業を始め、2010年からSIMの販売を開始。
8年前に初めてのMVNOのSIMを購入したときは、日本通信のものだった。
当時はSIMフリーなんて便利な端末は少なく、スマホはドコモのXperia AXを白ロムで、
タブレットはNexus7(2012)を購入した。
2つを同時に買って同時に使えるようにしたかったので、SIMを2枚使えるプランを
探してたどり着いたのが、たまたま日本通信だった。
当時はとにかく選択肢がなかったなぁ。
当時のSIMパッケージと速度測定の写真があったのでご参考までに掲載。
合理的かけほプランと命名された新しいプランの特徴はこうだ。
かけ放題になるのは、国内通話のみ。相手が固定電話、携帯電話、IP電話のほか、
下記の特番に限られる。0570などは無料ではない。詳細はWEBサイトから引用した下記参照。
無料の対象の電話番号
– 090、080、070、050から始まる番号
– 固定電話
– クイックナンバー
– 3桁特番(188の通話料および104の番号案内料を除く)
– 留守番電話(伝言メッセージの再生、遠隔操作による再生も含む)
– 転送電話
– キャッチホン無料の対象外の電話番号
– 0570、0180などの他社接続サービス
– 188特番(旧0570-064-370、消費者ホットライン)
– 104の 番号案内料(200円/1案内)
– 衛星電話/衛星船舶電話
– 当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号など)(20円/30秒の通話料が課金されます)
SMSは受信無料だが、送信は有料。家族割などはない。
公式ページにある。ドコモ製なら使えるだろう。他社製はSIMロック解除が前提。実際に動くかは確認を。
自分の持つものでは、moto g7 plusだけでなく、古いNexus5、Xperia AXも使える。ほぼ原価であるというデータ通信費と通話かけ放題費用が月額料金を押し下げている。
この金額で通話放題にできるなら、データ通信を度外視して通話用途だけに
持つのもいいだろう。かつて、PHSでは特定の設定をすることで音声がすべて通話無料になった。
似たようなことを2台で5,000円でできる。
データ通信についても追加1GBあたり250円という途方もなく安い価格で提供される。
但し問題は、MNOほど速くないことだ。
いくらデータ通信費用が安くても遅い回線では同じダウンロードをするにしても時間がかかる。
MNOほどの速さは不要でもMVNOの昼休み時間帯の遅さは時々タイムアウトしたりしてイライラする。
楽天UN-LIMITのパートナ回線(au網)を使った時もauの端末とは明らかに速度が違う。
MVNOなど回線を借用する立場では、速度制限があるとしてもしかたない、という事だろうか。
売れる、売れないはいろいろな条件があって変わってくるので即断できないが、これを皮切りに他のMVNO各社も楽天UN-LIMITを見据えたさらなる値下げに動くとおもしろくなりそうだ。
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