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自作PC7代目のJisaku7の調子が徐々に悪くなってきた。壊れると日々の作業に支障があるので、ちょっと早めだがちょうどセールがあったので自作PC8代目のJisaku8を作ることにした。
この連載は自作PCのパーツ選び、構築中のトラブル解決などを経て最後には使えるようになるところまでを書いていく。
今回はいよいよAIを実際に使ってみる。画像生成AIのStable Diffusion XLだ。
Ryzen 5700Xで作ったAI対応自作PC Jisaku8についてのまとめはこちら。
この1年ぐらいのIT業界の話題と言ったら、Chat GPTから始まるAIチャットの実用化、それから画像生成AIだろう。
Chat GPTのほうは以前書いている。ネットのサービスを使って質問すると回答をかき集めてまとめてくれるものだ。
簡単なプログラムを作るとか、こういうブログの記事を書くというようなこともできる。(このブログは使っていない)
最近では業務に生かす企業が増えてきたようだが、内容の真偽はまだまだ人間が判断しなければいけないようだ。
Jisaku8を構築したのは、画像生成AIをOCでやってみたかったから。今回はいよいよ目的を実施する。
GPUのメモリが必要とのことで、12GBのRTX3060のグラボを購入した。4000番台が出て値下がりしており、安く買えた。
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これがあれば、取り合えずCPUはそこそこでいいらしい。(ただ今回はRyzen 5700Xでまあまあいいものだ)
あとは画像生成AIを作ってくれるソフトだ。ネットのサービスもあるが、入力した情報をどういうように使われているかわからないので、自分のPCでやってみたい。
それにぴったりなものがStable Diffusionだ。
この夏、後継ソフトのStable Diffusion XLが出たので、これを使うこととした。
Stable Diffusion XLのダウンロード先はいろんなところで書かれているので省略する。
SDXL-base-1.0と、SDXL-refiner-1.0、VAEをインストールする。
インストールはc:\直下にフォルダを作っておくほうが良いようだ。今回はStableDiffusionXLとしておく。
このほかモデルもダウンロードして、下記フォルダに置く。
C:\StableDiffusionXL\webui\models\Stable-diffusion
C:\StableDiffusionXL にあるバッチファイルrun.batをダブルクリックで起動する。GUI操作のものもあるかもしれないが、また探してみよう。
起動後、コマンドプロンプト内に表示される下記URLの個所をCtrlキーを押しながらクリックして、WEBページを開く。
http://127.0.0.1:7860
すると下図のような画面が表示される。(下図はすでにいくつかキーワードを入力して画像を生成したものになる)
必要なパラメータを入力してGenerateをクリックすると画像が生成される。場所はモードによるが、テキストから再生する場合は、
C:\StableDiffusionXL\webui\outputs\txt2img-images
の下に日付のフォルダが作られて、格納される。
いろいろなキーワードを並べて試してみた。共通に言えるのは言葉が少ないといい画像(求める画像)にはならない、ということだ。
これは古そうな気配だ。
ここにアップした絵はどれも1,024×1,024で生成。1枚当たり1分程度でできている。
AIのモデルの精度の問題か、人間を描くとたまに手が3本、足が4本なんてことがある。この辺りは世間の評判ではAIが弱いところらしい。
まあソフトもモデルも精度は上がっていくだろう。気に入った絵が描けるかどうかはキーワード次第。
さらに元イメージにAIのエッセンスを加えて、まったく異なる絵を作ることもできる。これも近日試した結果を示したい。
次回はいよいよAIに挑戦の2回目の予定。
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