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【ディスプレイ増設】USBでディスプレイを2台増設 WAVLINK WL-UG7602HC(1)

 

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【ディスプレイ増設】USBでディスプレイを2台増設 WAVLINK WL-UG7602HC(1)
 

メイン自作PCのJisaku8には今、ディスプレイを4台つないでいる。ここに使っていないディスプレイを2台つないで6台構成にしようと思いついて、USB接続のアダプタを探した話。
ディスプレイについてのまとめはこちら。

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ディスプレイ増設の動機

自分はノートPCよりもデスクトップPCを使っている。デスクトップPCはディスプレイがつながっていないので別途用意する必要があるから、PCを使う歴史と同じくらいディスプレイも使っている。
コネクタの規格だけでも、古くはデジタルRGB、8色しか表示しない規格だった。アナログRGBになってコネクタがVGAになり21世紀になったらDVI、HDMIと変わり、今ではDisplay Portも使っている。主力はHDMIだが。

今はメインのディスプレイ、5X40を中心に、LGの34インチウルトラワイド、26インチTV、そして13インチ3KのディスプレイをRTX3060が持つ4つの出力ポートにつないでいる。

その一方で、設置場所が遠い、あるいはケーブルがないので繋げないものが4つある。Iiyamaの23インチディスプレイは仕事専用にしているので除外するが、一時仕事用に使っていた15インチのモバイルディスプレイ、以前購入した10インチのTV、8インチの車載用ディスプレイがある。

8インチのものはしばらく自作NASのNAS4Freeにつないで、必要な時に表示して使うようにしていたが、今はIiyama23インチにディスプレイ切り替え器で表示できるようにしているので余っている。
10インチTVは時々テレビ用途で使うので除外して、15インチと8インチのディスプレイを有効活用しよう。

増設方法の調査

上述のようにグラボのRTX3060は4ポートあるが、4つとも使っている。従い既存のグラボのポートはもうない。
何らかの手段で映像出力ポートを増やすしかない。方法は5つくらいか。

1 グラボ増設

PCI/eのスロットがあればもう1枚増設できるかもしれない。しかし、できないときに金銭的なコストが大きい。
電源が足りないリスクもある。結構出費が多そうだ。

2 よりポート数が多いグラボに換装

RTX3060は4ポートだが、世の中には仕事用でもっとポート数があるものがある。価格コムで調べると、MATROXのM9188というものが8ポート持っている。
自分の自作PCで使えるかどうかわからないし、価格も37万円と高価だ。2枚目増設と同様にちょっとこの方法は安易に採用できない。

3 USBで増設(DP Altモード)

これが一番簡単だ。USB-C端子がDP Altモードに対応していれば、変換アダプタを用意するだけでHDMIポートになる。
USBハブを兼ねて、HDMIも増設できるドッキングベイ方式のものもある。例えばこれ。

モバイルノートを外出時に持ち歩き、事務所に帰ってきたらディスプレイ、電源、有線LANなどにつなぐ場合、ケーブルをいくつもつなぐことになる。
その点こういうドッキングベイなら、USB-Cだけで事足りる。

この方法が一番楽なのだが、前提としてCPUに内蔵されているiGPUがあるか、マザボ内でグラボと連携する必要がある。自分の自作PCの構成では対応していないので採用できない。

4 USBで増設(旧式)

これが二番目に簡単だ。USB3規格のアダプタをつなぎ、HDMIなどのケーブルをつなぐだけ。この場合はUSBはDP altモードに対応する必要はない。
注意点はアダプタ内のチップがどのメーカ製かという点で、DisplayLinkが一番好評だ。注意点は同時に接続できる上限があることだろう。
またUSBポート1つで通常1つのHDMIにつなぐことができるが、いくつもHDMIポートを増設したい場合はそれだけUSBポートを消費する。
この点が懸念事項だが、アダプタは比較的安価なので実行しやすい。

5 仮想ディスプレイ

以前試してうまくいかなかった。仮想ディスプレイドライバをインストールして、ネットワーク越しで別のPCやタブレットをディスプレイにする方法だ。
表示する内容をネットワークで送信するのでそれなりの負荷がかかるが、問題はPC側あるいはタブレット側の問題でうまくいかなかった。

以上から簡単な方法である4でやってみる。

デバイスの選定

上述のようにUSBポート1つに対して1つのHDMIポートというものが普通の形態だ。例えば以前購入したもので、今も前メイン自作PCのJisaku7につないでいるものがこれだ。エレコム製で4K対応のもの。

これと同等のものを買おうと思ったが、今回は一気に2画面増設したいので、4Kでなくてもいいから2ポート増設できるものがいい。
ポートはDPのものは皆無で、あとはVGAやDVIがたまにある。これらは古い。

ちょうどamazonでセールをやっていたので探したらいいものがあった。

USBのハブ機能があってHDMIポートが2つある。これは満点だ。しかし何か気になる。よく調べていくと、どうもこれは4ではなく3の方の機器、つまりDP AltモードでHDMIを表示するもののようだ。
とするとJisaku8は対応していないので、この製品は無理だ。
他にないかと探したら、DisplayLinkチップではないものの2ポート持つアダプタを見つけた。WAVLINKのWL-UG7602HCだ。

製品仕様の概要を書いておく。

  • 2ポートは4K/30Hzと2K/60Hzの構成
  • USB-A。USB-C接続に対応(単純にUSB-AをCに変換するアダプタがあるだけだが)
  • Windows、mac、chrome対応
  • チップセットはSM768 EP952

チップセットのSM768は、Silicon Motion製のグラフィックプロセッサ。デュアルチャンネル対応だ。H.264のハードウェアビデオコーデックをサポートしている。Silicon Motionという会社は今回初めて知った。ちょっと不安を感じたがまずはトライしてみよう。

外観

購入するといつものように翌日には届く。外箱は小さい。右側が本製品。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC 外箱

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC 外箱

箱の中身は、本体と説明書の紙くらい。ドライバは紙に書かれているサイトからダウンロードする。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC 中身

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC 中身

本体は軽い。80gだ。短辺にHDMIポートが2つあり、4K/2Kの記載がある。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC HDMIポート

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC HDMIポート

ドライバのダウンロード、インストール

上述のようにドライバはWAVLINKのサイトからダウンロードする。まず製品モデルを入力する。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバダウンロード

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバダウンロード

下に製品のリンクが表示されるのでクリックする。次のページでドライバのダウンロードができる。
なお、マニュアルもここでダウンロードできる。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバダウンロード

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバダウンロード

ダウンロードしたドライバをZIPから展開し、実行する。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバ インストール

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバ インストール

INSTALLボタンをクリックすると開始するがあっという間に終わる。早い。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバ インストール

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ドライバ インストール

マニュアルにはPCの再起動をするとあるがソフトウェアは求めていない。念のため再起動する。
何回かHDMIポートの抜き差し、ディスプレイの電源ON/OFFを行って、認識した。心配したRTX3060との干渉はなさそうだ。

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ディスプレイ設定

USBディスプレイアダプタ WAVLINK WL-UG7602HC ディスプレイ設定

ここで5と表示されているものが8インチの車載用ディスプレイだ。小さいけど解像度はフルHDなので、大きく表示されている。
なお、増設するもう一台の15インチディスプレイは、VESAマウントの穴がないディスプレイをモニタアームにつけるためのアダプタの到着待ちでまだつけていない。設置したら2と3のディスプレイの間に縦長で設置するつもりだ。

マルチディスプレイの活用

複数のディスプレイをまたがるとどうしても作業がやりずらい。このため単一の大きなディスプレイを求めた。動画編集のような場合は巨大なディスプレイがやりやすい。しかし複数のExcelを表示し手会計処理したいような場合は、複数のディスプレイでもいい。ディスプレイの大きさがそろっていなくたっていい。

最近よくあるのが、PDFに取り込んだレシートを1や3のディスプレイに表示して、それを見ながら3のディスプレイにいくつも広げたExcelに入力することだ。
そういう作業をするときにX(旧Twitter)をちょっと見たいとなった時、後ろに回ったウインドウを探すのも面倒くさい。小さな8インチの5のディスプレイを使えるとらくちんだ。
縦長に設置する15インチディスプレイにはエクスプローラを常駐させようと思っている。

普段はメインのディスプレイだけで作業は足りるがちょっと画面を拡張したいことがあって、今回HDMIを2ポート増設した。さらに増設したい場合は、テレビと切り替えている左のディスプレイ4を専用のものに変えるのだろう。

2ポート目のディスプレイの準備ができたら続きを書こう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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