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自作メインPCのJisaku8を作って1年3か月くらいか。定期的に生成AIを試したり、動画編集したりで大活躍だ。
この1年ちょっとの間にディスプレイを増設したりトラックボールを入れ替えたりしたが、主要なパーツの入れ替えはしていなかった。
ある日、SSDが不調になりいろいろ困ってSSDを交換している。
Ryzen 5700Xで作ったAI対応自作PC Jisaku8についてのまとめはこちら。
上記のように生成AIを使ったり、動画編集をしたりと大活躍なJisaku8。
CPUはRyzen 5700Xでメモリは32GB、ストレージはNVMe Gen4の1TBと2.5インチSATAを2TB、データ保管用に8TB HDDとバックアップデータ用に6TB HDDをつないでいる。
マザボはマイクロATXなので、SATA端子は4つあるが、3つ使っている。ストレージを拡張する場合はNVMeのスロットが1つと、SATAが1つ残っているので、まだまだ大丈夫だろう。
最近の困ったことと言ったら、CドライブにしているNVMeの1TBの残量が数十GBという点だ。アプリをインストールしたりするとCドライブに配置されるので、徐々に空き容量を減らしてきた。
最初はCドライブに配置していたAI関連のファイルをFドライブの2.5インチSATAのSSDに移動したりでだましだましやってきたが、そろそろ限界だ。
すでにNVMe 2TBのSSDは買ってあるので、時間に余裕があるときにファイルをすべて移行するかと考えている。
しかしその問題以上のことが起きた。
やりかけの作業がなかなか止まらず、仕方なく電源ボタン長押しで停止したことがある。HDDかSSDへの書き込みが長く続いていた状態で強制的に電源を切ったことが悪かったのか、それ以来Fドライブの調子が悪くなった。Fドライブは以前からHyper-Vで仮想マシンを置き、上述のようにあとから生成AI関連のファイルをCドライブから引っ越した。
電源長押しのためにどうやらいくつかのNANDが飛んでしまったらしく、仮想マシンはしばらく動くと停止、生成AIの方は未確認だ。
Windowsの標準ツールでエラーの修復を行ったが、壊れたVMはやはり壊れたまま。
いろいろ考えたが原因がSSDの故障と思えるので、いったんSSDを変えるしかないと判断した。
ちょうどamazon でPrime感謝祭をやっていたので、ここで購入。以前も買ったことがある、シリコンパワー製の2TBを購入した。
今まで使っていたものはTEAM製の2TB。価格はTEAM製の方がやや安かったが、1年でNAND価格が上がっているので誤差のうちかな。
ケースを開けて、普通にSATAケーブルや電源をつないで設置する。PCの電源を入れて、スタートメニューからWindowsツール>>コンピュータの管理を起動する。
ディスクの管理を見ると、未フォーマットの2TBのドライブを確認できる。
フォーマットを開始する。
ボリュームサイズを設定するが、値は変更していない。最大だ。
ドライブの割り当て。旧SSDと同じく、Fドライブにする。
クイックフォーマットをすることと、ボリュームラベルを変えている。
完了ボタンをクリックすると、設定した内容でFドライブが作成される。
これで2TBの新しいFドライブができた。
旧SSDは外付け用のケースに設置してUSBで接続する。Iドライブで認識している。
上述のようにツールによるエラー修復のあとがある。found.000とfound.001だ。MS-DOSの頃からこういう名前だな。エラーにより壊れたファイルの断片がこのフォルダの下に配置されているが、残念ながらここを除いても復旧できるとは思えない。
他の旧SSDのフォルダを何回かに分けて新Fドライブに移動する。移動は全部で4,5時間くらいかかったか。
移動のときにいくつかのフォルダで移動ができなかった。エラーになるわけではなく、移動が急に終了してしまうのだ。
Hyper-Vフォルダの下はそういうことはなかったが、仮想マシンを起動すると以前もダメだったものはやはりだめだった。このVMは作り直すしかない。
他のVMは全部は試していないが、使っていると反応がなくなったVMは調子よく動いた。いくつかはだめかもしれないが、使っているものが動けばそれでいい。
一方で生成AIの方は上述のように移動できなかったフォルダもあった。しかしこちらも移動できたもののいくつかは正常に動いている。FLUX.1なんて以前よりも早く起動するようになった。
とりあえず復旧できた。出費は痛かったが旧SSDはフォーマットして使えるようならDeskMini X600に入れるかな。Cドライブだけなのでデータ容量を分けておきたい。
これでしばらく停滞していた生成AIもVMも使える。Stable Diffusion 3.5を試すかな。
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