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自作PC8代目のJisaku8をつくってもうすぐ2年。CPUはRyzen7000番台から9000番台に主力が変わるも、まだ、ローエンド用途に安くPCを揃えられる手段として提供されている。
しかし2年も経つと色々不満が出てくるので久々にパーツを買って更新した。
Ryzen 5700Xで作ったAI対応自作PC Jisaku8についてのまとめはこちら。
【自作PC】AI対応自作PC 8代目、Jisaku8の改良(1) メモリ追加 <==本記事
最初の1年は何もなく快調に使えていたのだが、おそらくAI用のOSSのインストールをしたりしているうちに調子が悪くなってきたようだ。具体的にはストレージが足りない。
データ用とバックアップ用はぎりぎりだが足りている。問題はCドライブ、OS用だ。
OS用なのでディスクフルにしてしまうとシステムが不安定になる。今までに空きがあったFドライブのSSDにPythonライブラリを移動したりしてきたが、これでは解決できない限界がやってきたようだ。このためCドライブの1TB NVMe SSDを2TBに乗せ換える。といってもOSからの再インストールは手間なので、クローンソフトでコピーする。
他にはメモリが若干気になる。32GBあれば十分と思っていたが、最近は仮想マシンを動かすだけではなく、動画編集もやっている。動画編集をしながら写真の編集もすることもあるので、メモリが足りないのかなと思うことが時々ある。
最後にディスプレイの挙動がおかしい。急に画面が点滅するようになってまともに使えない。具体的には、新しいディスプレイを認識した音が鳴って、表示している画面が一瞬ちょっと縮む。すぐに戻るのだが、その際にマウスカーソルは画面中央に戻るので入力中のテキストが変換できず、また入力することになる。かなりのストレスだ。
以上の3点が困っている。今回はメモリを対策する。
32GBあるのでたいていのことには困らない。しかしDDR4のメモリがそろそろ生産終了らしいので、思い切って64GBにした。
もともと32GB搭載していたし、デスクトップPCなのでメモリスロットは4つある。普通なら32GB(16GB×2枚）買い足せばいいのだが、4スロット使うとクロックが遅くなるという事例が以前あった。このため、1枚32GBのメモリを買って2枚とも差し替えている。
メモリ増設前のタスクモニタ
64GBメモリ
買ったものはCrucialのCP2K32G4DFRA32A、32GBのメモリモジュールが2枚入ったものだ。
メモリはCrucialのヒートシンク付きのもの。
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64GBメモリ
64GBメモリ
64GBメモリ
普通にPCをシャットダウンして、メモリを交換。それからPCを起動して、64GBが認識されていることを確認した。
メモリ増設後のタスクモニタ
システム情報
次回はディスプレイの問題の対策。
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