スポンサーリンク
NANDフラッシュメモリ大手であり国内に残る数少ない半導体メーカのキオクシアが、昨年ニュースになっていたWDとの合併交渉を再開したようだ。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
合併交渉のうわさは2021年秋に流れていた。
その後はうやむやのうちに聞こえなくなっていたが、昨今のNAND価格の下落、生産調整で待ったなしの状態になったのだろうか。
ブルームバーグが合併交渉再開のニュースを報じている。
かいつまむと、
キオクシアはWD傘下のサンディスクと協業して、四日市、岩手の向上でNANDフラッシュメモリを生産している。
昨今、異物混入などで生産調整があったりもしたが、SSDに使われるNANDの今後の需要は増えていく一方なので問題ないはずだ。
ただサンディスクと2社に分かれてやっていく必要があるのか?というと異論がありそうだ。2社に分かれていることで意思決定が遅くなる、あるいは利害関係者の意見に振り回される、などが考えられる。
キオクシアはWDからサンディスクを譲り受けて、1社に統合したいのだろう。
その時WDに残るのはHDD事業。キオクシアの親会社である東芝にもHDD事業があり、もしかしたらHDD事業統合に飛び火することもあるのかな。
独占禁止法があるので、それはないかな。
PR