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アップルがMacBookProを刷新 M1アーキテクチャCPUに変更した爆速マシン

 

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アップルがMacBookProを刷新 M1アーキテクチャCPUに変更した爆速マシン

アップルのイベントは世間の予想の通りMacBookProだった。
macのまとめはこちら。

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この記事のポイント

  • MacBookProがM1チップを引っ提げて搭乗
  • M1PRO,M1MAXの登場で、CPUもGPUも進化
  • インテルCPUからの置き換えは進む。対抗するWindowsPCは出ないのか

 

発表されたMacBookPro

夜中のイベントで発表されたのはM1チップを強力にした、M1 PRO, M1 MAXを搭載した新しいMacBookProだった。

14インチローエンドモデルが239,800円、16インチのハイエンドモデルが419,800円となっている。
詳細はWEBページをみてほしい。

製品特長は下図の通りだ。

MackBookPro2021

MackBookPro2021 出典:アップルWEBページ

  • グラフィック性能は13倍、
  • CPUは3.7倍、
  • 機械学習は11倍
  • サイズは14インチと16インチ

と、何世代も更新したかのような数字が並ぶ。驚異的だ。順番に見て行こう。

CPUの強化

過去のトレンドから、インテルCPUからの置き換えを推進するアップルは、今回もM1チップに置き換えてきた。

前回登場のMacBookやiMacと異なる点は、ローエンドのラインナップではないMacBookProに対してはM1チップの改良版を投入してきたという事だ。

MackBookPro2021

MackBookPro2021

このページの情報を見る限り、M1 PROはM1よりは上のミッドレンジ、M1 MAXは最上位のCPUといえる。
その差は、

  • GPU M1PROは16コア、M1MAXは32コア
  • メモリ M1PROは32GBまで、M1MAXは64GBまで
  • メモリ帯域幅 M1PROは200GB/s、M1MAXは400GB/s

と、どの点もM1MAXのほうが上だ。恐るべきハイスピード。どこまでも速いという事だろうか。

下図はM1PROの特徴で、2台の外部ディスプレイ接続ができるようになったことは、地味だが嬉しいユーザが多いだろう。

MackBookPro2021

MackBookPro2021

なお、M1MAXは4台の外部ディスプレイ接続ができるようだ。株取引ができるな。

性能

CPU性能は、インテルCPUと比べて2.1倍~3.7倍と出ている。もちろん使うアプリによるところなので常にこの数字ではないが、遅くなることはなさそうだ。

MackBookPro2021

MackBookPro2021

M1チップネイティブ対応のアプリも増えてきている。コンパイルしないと動かないアプリケーションは徐々に減っていくだろう。

一方でGPU性能はPhotoshopでの比較だが、インテルCPUと比べて2倍~3.5倍だ。十分速いだろう。

MackBookPro2021

MackBookPro2021

SSDのアクセス速度は7.4GB/sになるという。PCI/e 4.0世代のM.2なのだろう。

感想

順当にM1チップに変更し、ラインナップを揃えてきている。
今後もチップのバリエーションが出て超ローエンドから超ハイエンドがそろっていくだろう。

しかしM1の発表から1年経つというのに、いまだ対抗となるWindowsPCが出てこないのはどうしたものだろうか。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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