スポンサーリンク
利用者の満足度が高いMVNO事業者のmineoが、連続してサービス改善をしている。今度はパケットの無限繰り越しに対応だ。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
mineoは4月1日からパケットを無限繰り越し可能にするサービス、パスケットを開始する。
利用には月額110円が必要になる。
このサービスを使うと、パスケットというパケットを保管する場所に置いたパケットは期限切れで消失することがなくなる。
ユーザはパスケットのパケットの出し入れを自由にできるそうなので、使わない月はためておき、多く使う月は引き出すことが可能になる。
多くのユーザが願いつつ、どのMNO,MVNOも実現しなかったサービスがとうとうmineoにより実現した。
なお、パスケットに貯めることができるパケットは10PB、ペタバイトになる。1PBは1,000TBなので、8TBのHDDでいうと1,250台分になる。上限を気にしなくてよい大きさだ。
mineoくらいでしか使えない手だったが、ある条件の下でパケットを無限に繰り越すことができている。
その方法は下記の通りだ。
2回線契約する。回線A,Bとする。どちらも同じ契約者とする。
回線A,Bでパケットシェアの設定をしておく。
月末になったら回線Aの余っているパケットをギフトにして、Bに贈る。Bは送られたギフトを受け取る。
回線Bの余っているパケットも同様にギフトにして回線Aが受け取る。
これでパケットの期限を1か月延長できる。毎月末に繰り返すことで無限に繰り越してきてる。
最近は在宅勤務のため、契約したmineoのSIMで通信する機会が極端に減っており、余ったパケットは積みあがるばかりだった。このため2回線持っていても無駄だなと思いつつ、積み上げたパケットが消えるのも嫌なので継続してきている。
110円のサービス料はかかるが、これで1回線に減らすことができそうだ。
おそらく他社は追従しないだろう。ユーザの声を一番聞くmineoだから実現したが、経営の基盤を揺るがしかねない英断と思う。
mineoにはこれからも頑張ってほしい。
PR